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  • 著者: 益田 ミリ

    • 評価: 4.0

      今回は益田ミリさんが等身大で登場。ふらりと入ったカフェで、隣から聞こえる女子会や、若いカップルの話に聞き耳を立てて、妄想っぽく思いにふける。

      私もこの頃、家の近くで本でも読める喫茶店はないかと探すが徒歩で行けるところには無し、車に乗っていくのはこれまた散歩気分に反するし、良さげな店はあるんですが営業しているのに出会ったこともなく、いかがしたものか悩んでいるとこでおます。

      2021/01/27 by

      お茶の時間 (講談社文庫)」のレビュー

  • 著者: 今村翔吾

    • 評価: 4.0

      相変わらず読みやすくスケールの大きい時代物エンタメ。
      毎度、話の内容が出来過ぎ君だけど(笑)面白かった。
      (←毎回同じ事書いてるのはお約束(笑))


      今回、舞台は吉原
      『女の頼みは断らねぇ』色男・彦弥の巻。


      吉原で火事が発生、現場の近くにいた彦弥は
      燃え盛る妓楼にいた花魁の花菊を助け
      助けた時にある約束を交わした…
      そしてこの救出劇を見ていた吉原火消から
      後日、吉原で連続して起きる不審火の
      犯人捜査の協力を頼まれるが
      老中・田沼意次からも
      正式に吉原の不審火の取り締まりを命じられた。

      吉原に向かったのは源吾・彦弥・寅次郎の3名
      源吾らは吉原ならではの独特の習慣、決まり事に驚き戸惑う
      吉原火消と一緒に聞き込みをする中で起こる不審火と
      下手人と思われた者の殺害

      自分たちの他にも捜査している定火消に
      火盗改までも調査に乗り出してきた


      源吾たちの知らないところで何かが動いている



      吉原の独特の世界
      花魁の恋
      真犯人の出生の秘密
      彦弥の出生の秘密
      唐傘童子の正体
      田沼を陥れようとする黒幕…と、
      読み応えもあり
      脇キャラもいい味出してて安心して読める1冊(´ー`*)ウンウン




      空を舞う彦弥はカッコイイだろうね
      二つ名もカッコいい(〃ω〃)
      江戸三大纏師、
      い組の縞天狗・新庄藩の谺(彦弥)・本荘藩の天蜂
      そしてさすが‶大丸〟お金の使い方が半端ない(。-`ω´-)キッパリ!!
      ただ、源吾と田沼様の今後がちょっと心配。
      >> 続きを読む

      2021/01/27 by

      夢胡蝶 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)」のレビュー

  • 著者: ルイーザ・メイ オルコット

    • 評価: 5.0

      有名すぎる四姉妹の物語。私も小学生か中学生の頃読んだことがあるはず。だって、「あ!この場面!」って、なんだかまるで映画で見たことのあるシーンのようにぶわっと光景が浮かぶ場面がいくつかあったから。でも、大半を覚えていなくて、自分に失望(笑)マーチ家の四姉妹が経験することから学べることはたくさんあったはずなのに。

      隣人ローレンス氏、ローリー、ブルック先生との関係は素敵ですね。
      ベスの一件ではもう心配で心配で。手が震えるような感じでページをめくっていました。
      終盤、メグのロマンスではなぜ、そんなにジョーが取り乱すか、その感覚がよくわかりませんでしたが、やっぱりジョーが一番好きだな~。ジョーとベスのペアが好きだな~。

      時代を超えて読み継がれるだけあって、素晴らしい物語でした。出版社や訳者は違うけれど、続編が3冊あるらしい・・・続編の内容を少し知っているので、続編を読みだすのに勇気がいりそうです。心の準備ができたら読みたいと思います。
      >> 続きを読む

      2021/01/27 by

      若草物語 (光文社古典新訳文庫)」のレビュー

  • 著者: 松田 青子

    • 評価: 2.0

      かなり主張の強い小説。
      とても同感の部分も多々あるが、ちょっとちょっと・・・と感じる部分も多かった。

      Amazonレビューで、
      「自らの立場を自覚して【生まれたての子鹿の様にプルプル怯える】毎日を過ごしている立場としては、この国を覆う問題の全責任が差別的、権威的な『おっさん』達のせいである。とするのは少し短絡的で、【新たな分断を生むだけではないか?】と不安になってしまいました。」
      と言ってる人がいて、とても共感した。

      話の流れが、「在日の人達は半島に帰れ」と言ってるのとそっくりなんだよなあ。
      そりゃ悪質な人は多数いるんだろうけど、全員ダメ、全部いなくなれ!ってのもなあ。


      でもあくまで小説だから、、、と思ったんだけど、著者インタビューをいくつか読んだけどやっぱり登場人物達とほぼ同じ主張だった。
      あんまり主語を大きくするのは慎重にすべきだと思うんだよね、、、。


      尚、この著者の『スタッキング可能』はとても好き。
      >> 続きを読む

      2021/01/27 by

      持続可能な魂の利用 (単行本)」のレビュー

  • 講談社 (2011/08)

    著者: 恩田陸

    • 評価: 4.0

      水路が多く、中心部には謎の塔が2本屹立する、町のはずれに、「水無月橋」という橋があった。

      そこで見つかった死体は、1年前に東京から失踪した男のものだった。
      彼はこの町で、しばらく測量のようなことをやっていたようなのだが-------。

      この恩田陸の「きのうの世界」(上・下巻)は、作者の恩田陸の特徴がぎっしりと詰まった良作だと思う。
      即ち、事件と舞台が謎に満ちているのだ。

      視点がクルクル変わり、事件を取り巻く、魅力的な群像劇が形成される。
      謎の魅力を引き立てることに注力された、プロットとストーリー、そして風呂敷を綺麗に畳むことになど、ほとんど興味がないのではないかと思われる不思議なラスト。

      そして、よく練られた文章で、柔らかく綴られていくのだ。まさに恩田陸、いかにも恩田陸なのだ。
      しかし、この作品は、それだけには止まらない。大トリックが炸裂するのだ。しかも無駄に。これは、とにかく凄いことだ。

      ただ、欲を言えば、もうちょっと理詰めで、作品に埋め込んでくれた方が良かったかなと思うが、幻想小説的な光景を現出していて、悪くない。

      それに、恩田陸の一種、ファジーな作品世界には、よく合っていると思いますね。

      >> 続きを読む

      2021/01/27 by

      きのうの世界」のレビュー

  • 講談社 (2006/07)

    著者: 横山秀夫

    • 評価: 4.0

      日本が戦争をしていた時代に残された負の遺産である回天。
      人間が乗り込む魚雷であり、つまりは自決するための代物。

      死ぬことこそがお国のためという考えの時代であり、そこに葛藤する並木を筆頭に、戦火に身を投じざるを得ない若者たちのドラマ。

      横山さんからしたらフィールド外のような題材だが、生きることにしがみつくため魔球を求める件の切なさ。

      そして死に至るしかない心情へと向かうきっかけ。
      それらを聞かせることで、戦争は二度としないと口にさせる勇気。
      反戦の意味でも回天の歴史は残されるべきだろう。
      >> 続きを読む

      2021/01/27 by

      出口のない海」のレビュー

  • 文藝春秋 (2011/03)

    著者: 村上春樹

    • 評価: 4.0

      【ハルキさんの不条理な短編集】
       私、村上春樹はほとんど読んでいないのです。
       特に理由はないのですが、何故かあまり食指が動かず、翻訳作品を何作かと随分昔に『ノルウェーの森』を読んだ程度なんです。
       この本を読んでみようと思ったのは、何よりもタイトルが面白かったから。
       「え? パン屋を襲っちゃうの? しかも再襲撃なの?」というわけです。

      〇 パン屋再襲撃
       耐え難い空腹に突然襲われたため、昔同じような状態になった時にパン屋を襲撃したことがあるという話を妻に語る夫の物語です。
       いや、襲撃に行ったのですが、パンは手に入ったものの、これは襲撃とは言えないのではないかという結果に終わったんですけれどね。
       そして、今、またとんでもない空腹に夫婦で襲われており、家の中にはろくに食べ物が無いのです。
       これはパン屋を再襲撃するよりほかにないという妻の言葉に押されて、深夜の街を、開いているパン屋を探して車で走り回るのです。

      〇 象の消滅
       廃園になった動物園で引き取り手がいない象を町が引き取ることになりました。
       ところが、その象が飼育員と共に突然消えてしまったのです。
       様々な状況から、象が逃げ出したとは考えられず、消滅したとしか説明がつかないのです。
       実は、語り手は象の最終目撃者だったのですが、その時に見たものとは……。

      〇 ファミリー・アフェア
       妹が婚約することになり、その相手の男性(実はあまり気に入らない)と会わなければならなくなった兄のお話。
       こんな兄妹なんているのかね?と思いながら読了(いや、私にも妹がいるんですが、こんな関係じゃないけどねぇ)。

      〇 ねじまき鳥と火曜日の女たち
       失業中の夫と仕事を持っている妻のお話です。
       この夫婦、『ファミリー・アフェア』に登場した妹とその婚約者が結婚した夫婦なのです。
       夫は家で家事をしているのですが、「十分間時間が欲しいの。そうすればお互いもっとよくわかりあえると思うわ。」という知らない女性からの電話がかかってくるのです。
       電話の相手に心当たりはありませんし、そもそも一体何を言っているんだ?と思ってしまうわけです。
       その後も、その女性からは何度か電話がかかってきます。
       また、妻からはあれこれの家事と共に、いなくなった猫を探して欲しいという電話がかかってきます。
       まぁ、いいけど……。

       本書に収録されている作品は、いずれもどこか奇妙です。
       不条理と言っても良いでしょう。
       そして、最後まで読んでもこれといった解決が与えられるわけでもないのです。
       この奇妙な感じを味わう作品ということなのでしょうか。
       「ちょっとサリンジャーっぽいのかな?いや、でも違うな。」などと思いながらすんなりと読み終えてしまいました。
       もう少しひっかかりながら読んだ方が良かったのかしらん?


      読了時間メーター
      □□      楽勝(1日はかからない、概ね数時間でOK)
      >> 続きを読む

      2021/01/27 by

      パン屋再襲撃」のレビュー

  • 東京創元社 (1985/11)

    著者: H・P・ラヴクラフト

    • 評価: 3.0

      【ラヴクラフト作品の中から『科学的志向』を持つ作品をセレクト】
       本全集は、以前のレビューでも書いたとおり、第1巻~第3巻まではラヴクラフトの各期の代表作を収録し、第4巻以降はテーマ別に編纂するという構成を取っています。
       第4巻のテーマは、『科学的志向』とされています。
       ただし、ページ数の関係から、本来ならば第4巻に収録すべき『魔女の家の夢』は次巻に回し、その代わりに『ピックマンのモデル』という作品を収録したとのことです。
       それでは収録作品の中からいくつかご紹介しましょう。

      〇 宇宙からの色
       1882年、アーカムの西にある農場に隕石が落下しました。
       その農場にはネイハム・ガードナー一家が住んでいたのですが、その一家のその後の運命を、近隣住民であるアミ・ピアースからの聞き取りという形で綴った一作です。
       この隕石、何でできているのか不明なのですが、時間の経過に伴って溶けてなくなってしまったのです。
       その成分が土壌に染み込んだのでしょうか、ネイハムの農場は汚染されてしまったようなのですね。
       木々にはおかしな色をした全く奇妙な花が咲き、しかも、風も無いのに木々が動くという話もありました。
       そんな木々もやがて灰色になって枯れてしまいます。
       周辺には灰色の塵とも灰ともつかない物が積もり、井戸からも不思議な光が空に向かって放射されたりするのです。
       ネイハム一家は徐々に狂気に支配されていき、異形の者へと変化していきます。
       あの井戸の水を飲んだからなのか?
       宇宙から何かが来るというラヴクラフトが多用しているアイディアに基づく一編で、なかなかに読み応えのある作品になっています。

      〇 冷気
       4階建てのアパートの4階に住む奇妙な医師の物語です。
       この医師、腕は良いらしいのですが、何かおかしな病に冒されているらしく、冷房装置を使って常に部屋を華氏40度から28度(摂氏で言うと4.4度~-2.2度)位まで下げているのです。
       階下の住人は心臓病を患っていたのですが、この医師に診てもらったところ、適切な治療を受けることができ、すっかり良くなったのですね。
       非常に感心した階下住人は、以後、この医師の家に出入りするようになるのですが、ある時、冷房装置が故障してしまったのです。
       すぐに修理を頼んだのですが、部品が無いということで翌日にならないと直せないと言います。
       とにかく氷を運び入れて部屋を冷やさなければ。
       階下住人は、夜、開いている店を回って何とか氷を調達してアパートに運び入れるのですが、部屋の温度はどんどん上がってしまいます。
       この作品、ポオの『ヴァルドマアル氏の病の真相』という作品に想を得た作品だということです。

      〇 狂気の山脈にて
       中・長編です。
       南極探検隊は、南極大陸でエベレストよりも高い山を発見します。
       その山で人工的と思えるような構造物も発見するのです。
       また、その付近から見たこともない生物の遺体も発見されました。
       それは樽のような胴体をして、五芒星の形をした頭部を持ち、翼のようなものを備えていました。
       この異形のイメージはラヴクラフト作品にはよく出てきますよね。
       この生物はどうやらはるか太古に宇宙からやって来たものではないかと思われました。
       この作品は、ラヴクラフトお得意の『旧支配者』ものの一作ですが、なるべく科学的な説明をつけようと書いた作品になっています(とは言え、その内容はあまり科学的とは言えず、テイストだけそれらしく書いているというものです)。
       この作品にはポオの『ナンタケット島のアーサー・ゴードン・ピム』が使われています。

       『科学的志向』の巻ではありますが、収録作品が書かれたのは1919年から1931年にかけてのことであり、その時代の科学性ですから、今から見ればさして科学的でもないわけですし、また、ラヴクラフト自身、さほど科学的素養があったというわけでもなさそうなので、この『科学的志向』も推して知るべしなのですが、少なくとも書き振りや物語のテイストに科学的なエッセンスをまぶしている作品とは言えるでしょうか。

       なお、巻末にはラヴクラフト自身が書いた『怪奇小説の執筆について』という一稿が収録されており、ラヴクラフトはどうやって小説を書いたのか、その方法が語られておりなかなか興味深いものがありますよ。


      読了時間メーター
      □□□     普通(1~2日あれば読める)
      >> 続きを読む

      2021/01/27 by

      ラヴクラフト全集 (4) (創元推理文庫 (523‐4))」のレビュー

  • 講談社 (1995/09)

    著者: 村上春樹

    • 評価: 4.0

      久々に読む村上作品長編。短編と思って読み始めたら長編だった。

      小説ハジメの成長~中年期の物語。

      少年ハジメは小学生の頃、仲の良い女友達がいた。彼女の家に行ってとりとめのない話をしたり、レコードを聴いたり…ハジメは彼女にほのかな思いを抱き、彼女の方も自分に好意を持っていることがわかったが、やがて彼女とは疎遠になってしまう。
      高校生になったハジメはどこにでもいるような高校生、それこそ「スカートの中に手を突っ込むことしか考えてない」ような高校生になる。(この表現はノルウェイの森でも登場した)周りの人がするようにガールフレンドをつくり、楽しいことをしては、浮気もして童貞も捨てる。自分の好む女には、「吸引力」があるという…なんとなくわかるような、わからないような。
      大人になったハジメは、バー経営に成功し、妻と子供に恵まれて、幸せな家庭を手にれる。しかし、いつしか「もうこんな生活には耐えられない」と思う時が来る。そんなものだろうか。愛する家族に嘘をついて、女性と二人できた石川県。雪で飛行機が遅れた時、「もう飛行機が動かなければいい」と思った。それはその女性とただ別れたくないからということだけでなく…幸せに縛られている環境から逃げたかったのかもしれない。僕もそんな風に思う時が来るだろうか。

      今まで読んできた村上作品とは少し違っている。でも今までの村上作品にそっくりだと、読みながら思うときもあった。恋愛小説というにはお門違いかもしれないが、最初から最後まで女性と関わってばかりの男の物語。「スカート…考えてない」ような頃の自分と、世の中の男性に読ませたい作品。
      >> 続きを読む

      2021/01/27 by

      国境の南、太陽の西」のレビュー

  • 著者: ジョージ オーウェル

    • 評価: 4.0

      ディストピア小説の頂点に位置する「1984年」を著した、ジョージ・オーウェルの「象を撃つ」を読了。

      この「象を撃つ」は、オーウェルの出発点と言ってもいい作品だと思う。

      第二次世界大戦以前、イギリスが統治していたビルマ(現在のミャンマー)で警察官をしていた、彼自身の当時の経験が書かれている。

      ある日、警察官に象が暴れているという報告があって、その現場へ行く。
      辿り着くと、もう象は暴れていなかった。

      だから、象を撃つ必要はないのだが、集まったビルマの群衆が、撃つのを期待している。
      それに抗すことが出来ず、象を撃ったという話だ。

      当時、イギリスの植民地だったビルマで、オーウェルは、力による統治で支配しているはずの相手により、動かされる逆説を経験した。

      権力の是非を問うのではなく、支配する対象によって、権力が揺さぶられるという感覚は、独特なもので、政治について考える契機になる作品だ。

      >> 続きを読む

      2021/01/26 by

      オーウェル評論集 1 象を撃つ」のレビュー

  • 著者: 石田 美紀

    • 評価: 5.0

      声優のメディア史でも、なぜ女性が少年を演じるのかとタイトルに入っていたのが気になり購入。女性が少年の声を演じるようになった経緯などがより詳しく書かれている。

      2021/01/26 by

      アニメと声優のメディア史 なぜ女性が少年を演じるのか」のレビュー

  • 安房直子ファンタジスタ

    講談社 (2008/11)

    著者: 安房直子

    • 評価: 4.0

      とても透明感のある短編の作品集、オカルトとメルヘンの案配が絶妙で不思議さを醸し出す物語の世界観が良い。

      2021/01/26 by

      春の窓」のレビュー

  • 著者: 吉田 類

    • 評価: 3.0

      何でも知っているようで、この歳になるまで知らぬことの多いこと。
      吉田類さんもしかり、単なる酒好きで酒場案内のおっさんぐらいとしか知らなくて、今回初めてイラストレータで俳人とは、旅から旅への酒を求めての紀行記。

      読んでいると、のみたいなあと思うが以前ほどでもない自分に気づく、5年前に胃がんで胃を全摘してからお酒の量も減ったが、いつの間にか好まぬ体質になってしまったようで残念。

      あちらこちらの旅先で、色紙をたくさん書かれているようだがそれで思い出したのが、嫁さんとの南九州旅行(2017年5月)、高千穂の蕎麦屋“神代庵”で見たのを思い出し、写真探すと出てきました。
      ちょっとしたことで、結びつながるのは嬉しいもんですな。
      >> 続きを読む

      2021/01/26 by

      酒場詩人の美学 (単行本)」のレビュー

  • 著者: 服部 文祥

    • 評価: 評価なし

      狩猟と山岳、ふたつの異なる極限状態で人間が何を選択するかを問い、哲学的な思考実験の様相をも呈する、表題と「K2」の二篇。作品内で扱われる詐欺犯罪、狩猟、山岳のそれぞれに対する情報が詳細で、リアリティによって作品の世界に引き込まれる。厳しいテーマとともに現実的かつドライな作風で、感傷的な要素は希薄。二作を通じて、女性が一度も登場しないことも特徴。サバイバル登山家が書いたという事実に関係なく、小説作品として楽しめた。

      「息子と狩猟に」136ページ

      テレアポ詐欺チームのリーダー加藤。普段は新聞社に勤務し、休日に初めて息子を連れて狩猟に出掛けた倉内。物語は二人の視点を交互に細かく切り替えながら進行する。長くない紙数のなかで犯罪小説と狩猟文学のふたつを混在させた作品。オレオレ詐欺と息子との休日の狩猟という、いかにもミスマッチな二つの物語が、奥秩父山中に向かって徐々に接近する。息を呑んで、二つの線が交錯する瞬間を見守る。

      「K2」63ページ

      世界で最も難易度の高い山のひとつで、死亡率三割前後とされるK2の頂上を目指す、日本人五人の登攀チームの様子を描いた山岳小説。登頂のさなかには二週間ほど前に帰ってこなかった情報のあるイタリア人男性らしき遺体も目撃される。主人公はチーム最年少のタカシ。天候不順による厳しい状況で登攀は困難を極め、五人はそれぞれ生死を賭けた決断を迫られる。

      ----
      「秘密は自分の口からバレる。しゃべらなければ絶対にわからない」
      「ケモノは人間が思うほどバカじゃない。人間は自分で思っているほど利口じゃない」
      >> 続きを読む

      2021/01/26 by

      息子と狩猟に (新潮文庫)」のレビュー

  • 著者: 寺田 和代

    • 評価: 3.0

      予算20万円以内で自分で組み立てる海外旅行(ヨーロッパ)。
      憧れる〜。
      20代始めの頃は怖くて添乗員付きパックツアー。20代後半には飛行機とホテルがセットの半日観光付きのフリーのツアー。
      それはそれで楽しかったけれど、やはり泊まりたいホテルとはちょっと違ったり、お土産物屋さんに連れて行かれると、時間がもったいなかったり。
      自分で手配するのは色んなリスクも自分で背負うことになるので当時は不安でできなかったけれど、今はネット環境が整ってるし、価格を比較もできる。
      この本の著者、寺田さんは数々の旅行をされてきているようですが、本当にスマート。
      毎回ステキな旅なのだろうなーと憧れます。
      コロナでどこにも行けない今の自分にとっての空想旅行でした。
      >> 続きを読む

      2021/01/26 by

      Soliste{ソリスト} おとな女子ヨーロッパひとり旅」のレビュー

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