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  • 新潮社 (2006/11)

    著者: 上橋菜穂子

    • 評価: 5.0

      宮部みゆきさんの書評を読んで、驚いた。これ、児童書なんですね?!(宮部さんもおっしゃるとおり)そんな枠組みは正直どうでもいいけれど、大人が読んでも、全く物足りなさなど感じない、深く深く心に残る物語だった。
       人間が住む「この世」と神々の住む「あの世」、そのふたつの世の境目の「あわい」。呪者や、霊獣。こんなものが出てきても、日本が舞台だからか、すっと受け入れられるような気がする。どこか懐かしい気さえする。
       この世界観をこんなにもコンパクトに書き収めているところに、作者の力量を感じる。上橋さんの作品はまだ二作目だけれど、本当に素晴らしいファンタジー作家だとすぐにわかる。
       先が気になるストーリー展開と、小夜と野火のせつない想い合いが、読者を先へ先へと急かすかのようだった。恨み、憎しみ、怒りの強さに人間の弱さを感じる。人間はそのような負の感情に身を任せて、人間ではコントロールできない、ありあまる力をつけたとき、自らを破滅の道へ進ませていくのだろうな。戦争や核兵器や、そういうものも、呪術と同じようなものなのだろう・・・
       なんとなく哀しい結末をイメージしていたので、温かなラストにほっと胸をなでおろした。花乃の望みがやっと叶ったとじんとした。全体的に、暗くしっとりしたお話であったにも関わらず、読了後は、涼やかな風が吹き抜けたような爽やかさがあった。美しい若桜野を幸せそうに駆け回る3匹の狐の残像が、しばらく頭から離れなかった。本当に素晴らしい作品だった。

      本当に人間って・・・、と現実の世界に目を向けてもため息が出るけれど、負の連鎖を断ち切ることができる人間もいる。そう信じて。
      >> 続きを読む

      2022/05/23 by

      狐笛のかなた」のレビュー

  • 著者: 桜井 真琴

    • 評価: 3.0

       正直バカなタイトルだなぁと手が出た感じ。
       ライトノベルではないレーベルでこのタイトルだと、普通のSFの可能性もなくはないだろうけれど、官能小説かなぁと思っていたら、はたして官能小説だった。
       密かに母の色気が気になっていた大学生の主人公が、タイトルのような状況に陥って・・・。
       悶々とする主人公だが、官能小説らしく官能的な誘いのてが次々と押し寄せ、童貞を捨て「女」を知り、余計「女」としての母の身体が欲しくなる・・・。
       調子に乗りすぎる主人公とご都合気味の展開はちょっとアレだったけど、オチはなかなか >> 続きを読む

      2022/05/23 by

      ある日、お母さんが美少女に (実業之日本社文庫)」のレビュー

  • 著者: 八目 迷

    • 評価: 3.0

       なんとか春と呼べる内に読了しようと手に取った一冊。
       4月1日から一気に五日間記憶が飛び、二日戻って一日進むペースで過去へ過去へと遡っていくタイムリープ物。
       時間の進み方が面白い。
       身体は時間軸順に進むが、記憶は未来から過去へ蓄積されるので、主人公と読者の混乱がシンクロして面白い。
       主人公がちゃんと考え、検証していくスタイルも好感。
       とんだ時間の間に死んだ憧れの先輩の死を回避しようと、未来から順に情報を集めつつ遡る。
       もっとスッキリする流れもあった気がしなくもないけれど、これもまた彼らの人生。 >> 続きを読む

      2022/05/23 by

      きのうの春で、君を待つ (ガガガ文庫 は 7-2)」のレビュー

  • 著者: uki青木 祐子

    • 評価: 3.0

       9巻10作目故基本構造は割愛。
       合併からの物語、今作はスパ方面寄りかしら。
       会社の大混乱を経て、落ち着いて、ここから社風絡みの経理の常識の違いが地味に混乱を来す読みだったが、前作同様それほど大きな事件もなく「お仕事」が熟される。
       終盤、別方向から大変になるわけだが・・・。
       シリーズとして安定したからこそ仕事をしているだけで成立するのだろうけどね。
       結婚の影がちらつき、次こそミッキーの結婚譚を描く「風呂ソムリエ2」が挟まれるかと・・・。
       森若さんには、恋愛よりも、もっと映画を観て欲しい・・・。 >> 続きを読む

      2022/05/23 by

      これは経費で落ちません! 9 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)」のレビュー

  • 著者: 逢坂 剛

    • 評価: 3.0

      〈自慢にもならぬことを自慢げに話す〉ことは避けようと思いながらも、どうしても歳いってしまうと大なり小なり、自慢になってしまいますな。普通趣味の話、子供や孫の話。作者は遠慮しながらも、仕事がうまくサラリーマンをしながら執筆業の二足のわらじをモノにできたこと、語学が堪能、趣味のギターでフラメンコ、野球も70過ぎても現役、生活のリズムを守る、執筆のための資料のをまとめてオリジナルの製本づくり。

      すべて、自分が決めたことを実行、そして継続。私の好きな言葉に“凡事徹底”がありますが、まさにこれ・・・。

      “他人に優しく、自分に厳しく”とよく言われますが、一番大事なことは、苦にしないこと、楽しくやることですな。

      ひとまわり上の、逢坂さんを見習って、私も気楽に日々過ごしたいもんですな。
      >> 続きを読む

      2022/05/22 by

      ご機嫌剛爺 人生は、面白く楽しく!」のレビュー

  • 著者: 新川 帆立

    • 評価: 3.0

      弁護士の剣持麗子が元彼の死を知る。その元彼は実は富豪の御曹司であり、自分を殺した人間が名乗り出た場合財産を譲るという遺言状のため、依頼人の弁護士として犯人選考会に参加する。

      こういう遺言状の形は初めてであり、名乗り出れば警察に捕まるだけ。
      でも巨額の財産は捨てがたい。
      そこで遂には殺人事件が。

      麗子のキャラが出来上がっており、金は好きだが媚びるわけではない。
      あくまでも仕事の対価としての価値であり、そこを変えていく場面の転換の良さ。

      まあ推理はこのミスだからそういう類いだけど、麗子は魅力的なので続編も頷ける。
      >> 続きを読む

      2022/05/22 by

      【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)」のレビュー

  • 著者: たかた

    • 評価: 5.0

      【友達以上、恋人未満な拙い恋、君に近付く為の第一歩】

      ぼっちだった真樹に共通の趣味を持った女友達が出来る事で、孤独だった時間が彩りを帯びる物語。

      もし、友達が出来たら自分の人生はどう変わるだろうか?
      一緒に好きな事で笑い合えるだろうか?
      そんな一抹な期待が朝凪と友達になった事で産まれた真樹。
      趣味や嗜好を知れば知る程に共鳴しあって、傍にいられる事が何よりも心地良い。
      いつしか、抱いた感情が別の意味を孕んで膨れ上がる。
      友達の関係から恋人の関係へと。

      まだ、恋のいろはも知らない彼らの歩みが等身大な暖かさを齎してくれるのだ。
      >> 続きを読む

      2022/05/21 by

      クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった (角川スニーカー文庫)」のレビュー

  • 著者: 西谷 修

    • 評価: 4.0

      読み進めるうちに、「あ~、そうだったんだ!」と唸りっぱなし。とにかく、一番の衝撃は「自由と平等は違う」ということ。ごくあたりまえに、2つはセットと捉えていた自分はなんというお気楽者。あと、「民営化」は「私物化」だというのも、そういえばそうだ! といまさらながら深く頷いてしまった。政治や経済がエリートや知識人、専門家だけのものになっていることに、いままでどんなに無自覚だったか、「難しいことにはかかわらない」という思考停止に「しめしめ」と喜んでいるヤカラがいる・・・。学校の公民や現代社会、政治経済の授業で学んだことはすべて受験のために暗記しなければいけない項目だった。試験が終わればきれいさっぱり忘れる。「これらは君たちの暮らしにつながっているんだよ」と教えてくれなかった先生方、当時の自分がまじめに授業を受けていたかは棚に上げて(ズルい)、ちょっと恨んでますヨ。 >> 続きを読む

      2022/05/21 by

      私たちはどんな世界を生きているか (講談社現代新書)」のレビュー

  • 著者: 原田 ひ香

    • 評価: 5.0

      原田ひ香5作目
      今回も32歳バツイチのりさ子、女性が主役である。
      ロンダリングって、自殺した物件(事故物件)に住むことで、次の契約時に自殺の説明をしなくてもよくなる。いわゆる賃貸物件の浄化のことである。
      それをお仕事とするのが主人公りさ子。
      東京ではこんなに物件が多いのかと思うが、その物件で閉鎖的に過ごす孤独で無気力のりさ子がある物件を住んだ時に人付き合いが始まる。りさ子を取り巻く人達の温かさが無気力のりさ子を変化させる。テーマが面白く、著者のパターンであるランチがまた読んでいるだけでお腹が減ってきてしまいます。これも楽しみの一つ。
      本当に全作期待を裏切らない!

      >> 続きを読む

      2022/05/20 by

      東京ロンダリング (集英社文庫)」のレビュー

  • 著者: 七斗 七

    • 評価: 4.0

      【憧れを夢のままで終わらせない、自分らしさを貫いて掴み取れ】

      憧れの晴からリアルコラボイベントの誘いを受けたり、初の案件配信の依頼が届いたりで淡雪の日常は更にてんやわんやする物語。

      常に第一線をひた走ってきた晴の密かな想い。それは己がライバーであると同時にライブオンの社員である事に誇りを持っている事。
      縁の下からライブオンを支え、さらなる活気に繋げたいという野望。
      その野望に賛同するように数々のライバーが暴走し、爪痕を残し伝説となる。

      混沌の坩堝と化すライブオンにて、さらなる躍進を図る彼女達に眼が離せないのだ。

      >> 続きを読む

      2022/05/19 by

      VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた3 (ファンタジア文庫)」のレビュー

  • ポプラ社 (2010/01)

    著者: 小川糸

    • 評価: 2.0

      やはり、私は小川糸さんの作品は合わない、と確信した作品。ちょっと辛口だけれど。

      「つるかめ助産院」や「ツバキ文具店」などいくつか読んだけれど、どれも共通して、登場人物に共感できない。全てが唐突に感じる。

      本作も、美味しそうな料理、素敵なお店の内装、劇的な展開、全てが嘘っぽく、絵空事のように感じる。
      なんでだろう。登場人物の心情描写や、読者として心を動かされるようなその人物にある背景がわからないからかな・・・。
      作者が書きたいことを詰め込んで、自己満足した感じ。
      特に、倫子がお店を作るところなんて、ズラズラと書き連ねて、とっても素敵なんだろうけど、全く想像できなかった。え?一文なしなんだよね?親からお金借りてるんだよね?みたいな感想しか持てなかった。

      あぁ・・・、辛口ごめんなさい。
      >> 続きを読む

      2022/05/18 by

      食堂かたつむり」のレビュー

  • 小学館 (2005/05)

    著者: さくらももこ

    • 評価: 4.0

      さくらももこさんの、わるふざけの本。大阪弁でいう、いちびり、満載の本。
      いろんなコーナーがありますが、一番のお気に入りは、「加字山さんの新しい諺入門」で、ももこさんの笑いのエッセンスが詰まっていますな。

      ・バナナの皮を並べる(見えすいたワナをしかける事の意)
      ・こえだめに金(とりにくい所に欲しい物がある事のたとえ)
      ・やどかりのやどがえ(せまい家からせまい家に引っ越す事の意)
      ・パンダのはくせいを得る(入手困難だが別に要らない物を得たときのたとえ
      ・日なたに生ガキを置く(絶対に悪くなるような事をする意味)
      ・アリの巣にアメ玉(簡単に人気絶頂になる事の意)
      ・ホッチキスの針をはずす(やや面倒なやり直しをしなくてはならない時に)
      ・質にも入らぬ亭主(一円の値打ちもない、厄介亭主のたとえ)
      ・尻を洗ってクソを流さず(自分の事しか考えていない身勝手な行動)
      ・色男に見合いをすすめる(大きなお世話のたとえ)
      ・新品のタオル(水を吸わないタオル、新入社員等はまだよく使えないの意)
      ・暇な救急病院(やる気はあるのに、誰からも声が掛からない人の意)
      ・ソロバンを踏む(足裏に適度の刺激が与えられ、気持ちの良いことから転じて、使い方がも違っていても好都合な事の意)

      その他、いろんなコーナーがあります、どれも楽しくて、毎週の発売が待ち遠しくなる「神のちからっ子新聞」でおます。
      >> 続きを読む

      2022/05/17 by

      神のちからっ子新聞」のレビュー

  • 著者: 定政敬子北谷彩夏

    • 評価: 3.0

      漫画で、子どもたちに伝えるのはいいですね。しかも、格言を漫画で描くのは、大人も子どももわかりやすいです。

      2022/05/17 by

      マンガでわかる! 10代に伝えたい名言集」のレビュー

    • 評価: 5.0

      本の帯にあるように、初心者の「知りたい」が一目瞭然でわかることと、FXがわかってきたかなぁというくらいの復習や確認にも持ってこいだいと思います。
      内容もとてもわかりやすいです。
      この本はどうやら絶版になっており、今買おうと思うと書籍の価値も定価より上がっているという人気の一冊です。
      実際の本と電子書籍の両方で持っておきたい一冊だと思います。

      2022/05/17 by

      FX用語辞典」のレビュー

  • 著者: 辻村 深月

    • 評価: 3.0

      恥ずかしながら、カタカナ字面から勝手に「派遣」をイメージしながら、読み始めたところ「覇権」のことでした。

      アニメーション制作現場を舞台に、プロデューサー、監督、アニメーターの複数視点で業界の悲喜こもごもを描くお仕事小説。

      決して高収入に繋がる仕事ではない世界ですが、好きなこと、唯一無二の居場所を持っている人々の仕事に対する純度と熱量が凄い!

      人は仕事を通して社会と繋がり、ストレスを溜めながらも、数少ないやりがいや喜びと出会い、少しずつ不条理まみれのハードな人生を肯定できる自分を形成しているんだなぁ、と思いました。

      明日もまた日が昇ると同時に始まるきつい仕事も、誰か知らない人たちのささやかな喜びに繋がっているから、社会、経済、文化は循環しているんだなぁ。
      >> 続きを読む

      2022/05/16 by

      ハケンアニメ!」のレビュー

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