こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)


みんなのコメント

このページでは「いいね!」されているコメンテーター、そして最近コメントが追加されたレビューをご紹介しています。
気になるレビューにコメントを書いたり、「いいね!」をしてみましょう。
すでに読んだ本を見つけたらマイ本棚に登録し、レビューや評価を登録してみませんか。
会員登録をしてレビューやコメントを書いたり、「いいね!」をしましょう。
登録はこちら

いいね!されているコメンテーターランキング

昨日までの1週間にコメントにいいね!された数のランキングです。
1日1回更新されます。

新しくコメントされたレビュー

    筑摩書房 (2009/07)

    著者: 瀬尾まいこ

    • 評価: 5.0

      清く正しく生きてきた清(きよ)。
      何事にも誠実に取り組む性格で、特にバレーボールに全てを注いでいた。
      しかしある事がきっかけで全て崩れてしまい、バレーボールを辞めて、不倫を誠実にするという不合理な恋愛をするようになった。

      不倫相手からの勧めで高校の講師となった清。
      バレーボールの顧問を希望したが任命されたのは部員1名の文芸部。

      部長の垣内君はスポーツが得意なのに、それ以上に文学にハマってしまった高校三年生。

      彼との出会いで清は少しずつ変わっていく…。

      というお話。

      特別何か大きい事件もなく、淡々と時が流れていくのだけど、生きていく上での大事なことがうっすらじんわり感じられる本。

      「のび太はタイムマシーンに乗って時代を超えて、どこでもドアで世界を回る。マゼランは船で、ライト兄弟は飛行機で新しい世界に飛んでいく。僕は本を開いてそれをする。」

      垣内君の言葉で清が自分にとっての「それ」は何なのか考えたように、読後自分も物思いに耽ってみた。

      垣内君もいいキャラだが、清の弟や不倫相手も清にとって大きな影響を与える人物だ。

      今の自分を構成している周りの人達のことも思い返せる機会になった。

      序盤は少し重い内容だけど、ぼんやり読んで、ぼんやり暖かくなる、そんな本でした。

      追記
      なぜ図書室の話なのに図書館というタイトルなんだろう…
      >> 続きを読む

      2021/01/24 by

      図書館の神様」のレビュー

    • ぼんやり読んでぼんやり暖かくなる…これって意外と読書をする上での大事なこと、真理をついている気がしましたね😊

      どうしても本を読む時は、一生懸命読むぞ!内容を理解して楽しむぞ!と肩肘張ったり意気込んで読み始めたり自分はしてしまうのですが、おっしゃる通りぼんやりと読んでぼんやりと暖かくなるような読み方もしていいんだな、とレビュー拝見させていただいて思いました😊

      こういう気付きみたいなものがあるから、他の方のレビューを拝見するのはやめられないですね〜😆
      >> 続きを読む

      2021/01/24 by 澄美空

    • 澄美空さん、コメントありがとうございます。

      もちろん本によっては澄美空さんのように意気込んで読んでいます。でも本書は序盤はちょっと荒れていますが、あとはぼんやり、ほんわかしているのでリラックスして読める感じです。
      意識してぼんやり読んだというより、気付いたらぼんやり読んでた、のほうが正しいかもしれません。

      そう考えると、読書するうえで大切なのは、自分をベースにその本を同化させることですかね。
      と、偉そうに言ってみます(笑)

      それにしても、日常系のストーリーでぼんやり暖かくなる本ってすごいですよね。たいてい「なんの事件もなくよく分からん本だったなー」ってなりそうですけど、しっかり心に残りました。
      >> 続きを読む

      2021/01/27 by 豚の確認

    著者: 若林 正恭

    • 評価: 5.0

       私の大好きなジャニーズJr.のグループのTravisJapanのメンバーである川島如恵留くんが以前おすすめ本としてこの一冊をあげていたのを見て、読みました。自分の好きな人と同じ本を読むことで同じ世界感や価値観を共有できるって素敵だな〜と思います。
       若林さんのエッセイを読むのは今回が初めて。ラジオは一回だけ聞いたことがあったんですが、ほぼテレビの印象で埋まっている状態で読みました。

       こんなに素をさらけ出しているエッセイを初めて読みました。もしかしなくても、きっと他にも色んなことを同時進行で考えているのだと思うんですが、頭のなかの記憶を全て文字にしたようなエッセイに「おおお〜 読み応えある」と読み進めていきました。
       一万円くらいドンキで花火を買って打ち上げるストレス発散法、なんかいいですね。
       個人的にはP130の「“しくじり”を回避する一番の方法は何だと思ったかというと、それは“耳が痛いことを言ってくれる信頼できる人を持つこと”である。」というのが印象的でした。めちゃくちゃ大事なことだよな〜と思いながら、友達や家族を思い浮かべていたんですが、やっぱりそういう存在って少ないですよね。合う人に出会う、というのも素敵な言葉だと思いました。
      >> 続きを読む

      2021/01/20 by

      ナナメの夕暮れ」のレビュー

    • TravisJapanは、次にデビューするかもしれない!と内外から期待されているグループですよね!結成して確か10年目でしたよね?今はなかなかJr内でグループ作られてもデビューまで遠いから大変でしょうけど、こういうふうに本を読んで来るべき時の為に力を付けていくのは素直に凄いな!と思いますね(^^)

      SixTONESとSnowManがようやくデビューできましたけど、一時期はJrからは誰もデビューさせない、みたいな噂も出たほどだったので、上が詰まっているのとジャニーさんが亡くなって求心力が無くなりかつ風紀が乱れているので、SixTONESやキンプリなどの先輩たちと一緒に新しい風を送り込んで欲しいな、とジャニオタ歴30年のオジサンの願望と独り言でした(笑)

      ちなみに、若林さんは読書家として有名ですし、ラジオも好きなラジオ番組1位になりましたよね٩(ˊᗜˋ*)و

      結婚もされてこれから更に笑いに執筆業に忙しくなって活躍の場が拡がるかもなぁとも思いますね\(^^)/
      >> 続きを読む

      2021/01/20 by 澄美空

    • 澄美空さん コメントありがとうございます!
      そうです!TravisJapanのことを知っていただいてることにめちゃくちゃ嬉しい気持ちです……澄さんジャニオタだったんですね!気が合います☺
      1ファンとしての意見ですが、TravisJapanはなんとなく今年中にはデビューするんじゃないかな?と思っています。実力は絶対にあるので!
      若林さんの鋭くて繊細な感覚を文章で味わえるのはとても面白いですし、今後の執筆も楽しみですね♫
      >> 続きを読む

      2021/01/25 by ゆきの

    著者: 橘 公司

    • 評価: 5.0

      忌まわしい過去に遡って折紙が知った真実は余りにも無慈悲な現実で、壊れて暴走し続ける彼女を救うべく、士道は呪われし運命を書き換える物語。

      かくして破滅への刻限が迫る時、天使は悪魔へと変貌する。

      惨劇の連鎖を止めるべく、時間遡行を果たした折紙。
      そこで待ち受けたのは皮肉過ぎる運命。
      その重荷に耐えきれず壊れた折紙を救うべく、狂三と共に過去改変を行う士道。
      結末は極めて、苦い後味となった。
      しかし、真に救済されなければ、折紙の心は壊れたまま。

      彼女の渇望した依存心も、士道が寄り添う事で、正しい愛し方に目覚める筈だ。


      >> 続きを読む

      2021/01/23 by

      デート・ア・ライブ (11) 鳶一デビル (富士見ファンタジア文庫)」のレビュー

    • この作品も無事完結しましたよね(o^^o)♪

      アニメは昔、観ましたね。
      毎回、素敵でかっこいい小説のようなレビュー書かれていて、素直に凄いな〜!と思いますし、自分には無い才能なので、羨ましいーー(><)という思いも抱きながら拝見させていただいています٩(ˊᗜˋ*)و >> 続きを読む

      2021/01/23 by 澄美空

    著者: 流石 景

    • 評価: 3.0

      アニメの方がね、残念な出來だったのでね。。

      原作はきちんと面白くて良く出来ているんですけどね。いやぁホントに作る所で出来不出来って変わりますよね💦💦

      今巻終盤で、怒涛の展開(!?)になりましてかつ次巻への引きで、まさか!?となりで、ワクワクが止まらない美空なのですが(笑)

      果たして、次巻以降ナツオとヒナの関係はどうなって行くのか、わたし、気になりますっ!!笑笑

      教師と生徒の禁断の恋×近親相姦(義姉弟)だけでも、すげーシチュなのにプラスヒロインズがみんな主人公にチラチラデレデレ…こういう経験してみたいけれど、なったらなったで大変なんだろうなぁ…😅

      …ホントにね、アニメがね、良い出来だったら、ね。。

      今回もハレンチでドッキドキの読書が出来ました💋❤️💦💦
      >> 続きを読む

      2021/01/21 by

      ドメスティックな彼女(6) (講談社コミックス)」のレビュー

    • >今回もハレンチでドッキドキの読書が出来ました💋❤️💦💦

      この決め台詞、いいですねぇ。
      「いいね!」を5つほど連打したいです。

      >> 続きを読む

      2021/01/21 by Kira

    • Kiraさん

      ありがとうございます‼️‼️
      なんか今回は、いつもの決め台詞を読んだ後の勢いに任せて変えてみよう!と思ってこの感じにして、正直ちょっと変かな…と思ってびくびくしていたので、こういうふうに言っていただけて安心しました(^^)

      自分も、Kiraさんの温かいコメントにいいね!を何百回、何千回連打してみんなに自慢したいです\(^^)/
      >> 続きを読む

      2021/01/22 by 澄美空

    筑摩書房 (1998/12)

    著者: 灰島かり , GallicoPaul

    • 評価: 4.0

      “£YE SUK@NT MUWOQ” 
      Q Nab8al Dir Kottebs Dra7D abd J1/4nl4dd ca6sB7
      これが本書の正式なタイトルです。
      なんじゃこりゃ?って思うのも当然、この本の著者は猫。
      猫自身がタイピングした猫のための著作なのでした。

      人間がそれを解読しやすく「正しい英語」に書き直したのがこの「猫語の教科書」という訳。

      The Silent Miaow
      「A Manual for Kittens, Strays, and Homeless Cats」
      英語だとこうなります。
      「声を出さないにゃあお」―仔猫、迷い猫、野良猫のためのマニュアル
      ということで、この本に「猫語」は出てきませんし、猫の言葉が話せるようにもなりません。
      猫が読むために書かれたものなんですね。
      さて、その中身は――?!

      「私の取説」のような猫からのお願いということではないですし、
      「猫の飼い方」的な、つまりよくあるハウツー本ではありません。

      猫本のほとんどが猫の飼い主の、猫愛の表現であるわけで
      ポール・ギャリコ自身がいかに「自分の猫」にメロメロであるかを
      告白するあとがきからもそれが認められますが、
      それでもこの本が実用書ではなく「文学」なのは、この小説が
      猫が書いているというフィクションを素に、メタフィクションの形で完成していることがあります。
      持ち込まれた原稿を「訳す」だけで、ポール・ギャリコが書いたのではない、としつつ、前書きと後書きでは彼自身が登場し、作家自ら実名で語るという入れ子式の構成

      そして、人が猫を飼うのではなく、猫が人間の家をのっとりに来る
      という逆転の発想。
      乗っ取る=Take-over と思われますがどうかしら?

      猫の立場からすると主従は逆なのです。
      人間の家に入り込んだ猫は人間を奉仕させる主人としてその家に君臨するのです。
      しかしそれを完成させるには、猫の高い意識をもってしつけをする必要があり
      そのノウハウを仔猫のころから会得すべく、この指南書を書いたのでした。

      彼女の(語り手の猫はメス猫です)取っておきの必殺技というのが
      『声を出さないにゃあお』なのだとか。
      ここぞというときに使う必勝法で、これで墜ちない人間はいない。
      猫の飼い主さん。心当たりありますか?

      猫に見下されながらも裸の人間の本質にせまり、男と女の違いなどにも笑いながらうなずける部分が多く、
      見事な人間観察本にもなっています。

      確かに猫にやられちゃっている人はどこかしら必ずマゾです。
      猫さまにお使えする人間の風情。
      猫好きの方は、この本でショックを受けると思いきや
      自己肯定された気分になり、かつ、自分のうちの猫を尊敬し始めることでしょう

      >> 続きを読む

      2020/09/17 by

      猫語の教科書」のレビュー

    • 冒頭の謎ワードですが、レビューを全部拝見した後に舞い戻って読み直すと、なんだか意味がありそうに感じて面白かったです。

      表紙の写真もカワイイですね♪
      >> 続きを読む

      2021/01/20 by ice

    • iceさんもこの本を翻訳してみます?
      パソコン(英文タイプのキー)をよ~く眺めれば暗号が解けるのです。
      写真の猫ちゃんも本書の一部なんです!よいところに目を留められましたね!
      この本読んでみて。が一番早いのですが、説明しますと、
      この猫は写真家のサース夫妻の愛猫で、たくさん撮りためた猫の写真をみるに、本書の著者(猫)のイメージに近いのではないかと作家が考えて、この猫の写真を挿画に選んだというエピソードが書かれています。
      ここからして事実とフィクションが交差するような描かれ方をしているんです
      作家の仕掛けも楽しめますし、単に面白いでもOKな本ですよ。お気軽に読めます
      >> 続きを読む

      2021/01/21 by 月うさぎ

    著者: キム・ニューマン

    • 評価: 4.0

      【遂にあの“痩身の男”が登場!】
       ホームズもののパスティーシュ作品で、モリアーティ教授を主人公とした本作ですが、下巻レビュー行きますよ~。
       まずは収録作品のご紹介から。

      〇 六つの呪い
       下敷きにしているのは正典の『シャーロック・ホームズの帰還』所収、『六つのナポレオン像』ですが、内容は関係ありません。
       これはよくある『呪いの秘宝』ものがベースになっています。
       ほら、〇〇の秘宝を奪うとそれを守護している怪しげな宗教団体に付け狙われるみたいなストーリーってあるじゃないですか。
       あれです。
       モリアーティ教授のもとに、カトゥマンドゥの北にある片目の黄色い偶像から大きなエメラルドを盗んだという男がやって来ます。
       命を狙われているので助けて欲しいと。
       モリアーティ教授の解決策は奇抜なものでした。
       なんと、この類の呪われた(盗んだら殺される)秘宝をあと5つ集めるというものなんです。
       モラン大佐大忙しで、残り5つの秘宝をモリアーティ教授が作った『お買い物リスト』に沿って集めまくります。
       そんなことをするとどうなるかというと、あれやこれやの暗殺団が一堂に集まっちゃうわけですね。
       「モリアーティはどんだけ呪われたいのか!」とはモラン大佐の弁です。

      〇 ギリシャ咬竜
       正典『シャーロック・ホームズの思い出』所収の『ギリシャ語通訳』がおちょくられておりますが、内容はやはり正典とは直接関係ありません。
       正典の『ギリシャ語通訳』では、ホームズの兄のマイクロフトが初登場するわけですが、こちらではモリアーティの兄弟が出てくるんですね。
       しかもこれが3人兄弟で、ファースト・ネームはみんなジェイムズというややこしい話なんです。
       物語としては、ワームと呼ばれるドラゴン狩りのお話なんですが、冒険活劇的なストーリー展開になります。

      〇 最後の冒険の事件
       正典『シャーロック・ホームズの思い出』所収の『最後の事件』が元ネタの作品です。
       『最後の事件』はご存知の通り、ホームズとモリアーティ教授が直接対決をし、二人ともライヘンバッハの滝に転落してしまうというお話でした。
       正典作者のドイルが、もうホームズものを書き続けるのが嫌になっちゃって、この作品でホームズを抹殺したという曰く因縁のある作品ですよね。
       このライヘンバッハの滝に至る道のり、そして最終決戦をモリアーティ側から語ったのが本作なんです。
       ですから、ホームズとワトソンも当然登場してきます。
       ただし、作中ではホームズは『痩身の男』としか呼ばれませんが。

       さて、下巻に入ってもキム・ニューマンの博覧強記は炸裂します。
       とにかく細かい仕掛けが満載で、しかもネタ元は正典だけにはとどまりません。
       『六つの呪い』や『ギリシャ咬竜』では、ウィリアム・ホープ・ホジスンが創作した幽霊探偵カーナッキまで引っ張り出す始末(詳しくは『幽霊狩人カーナッキの事件簿』のレビューをご参照ください)。
       もう、これでもかとかましてくれます。

       ただねぇ、何だかちょっと読みにくいという感想も持ってしまったんですね。
       ホームズもの(つまりワトソンが書いたとされる作品)よりも格段に回りくどく、込み入っていて、どうもモラン大佐の文才はワトソンに劣るのではないかと思ってしまいました(まぁ、キャラクターの違いというのもあるのでしょうけれど)。

       キム・ニューマン作の『ドラキュラ紀元』シリーズはこんなに読みにくいとは感じなかったので、あるいは訳者との相性の問題なのだろうか?とも思ったのですが、どうにもすんなりとは読めなかったんです。
       それだけ凝っているからというわけでもないと思うんですね(『ドラキュラ紀元』シリーズだって相当に凝っています)。
       この点、ややマイナスな要素なんですが、とにもかくにも、これだけ凝った作品を書いた点は称賛に値します。

       ホームズものがお好きな方、視点はモリアーティ教授側からなので、ホームズもワトソンも相当辛辣に書かれていますが、まぁ、そこは割り切ってお読みになってみませんか?


      読了時間メーター
      ■■■     普通(1~2日あれば読める)
      >> 続きを読む

      2021/01/20 by

      モリアーティ秘録〈下〉 (創元推理文庫)」のレビュー

    • なるほど、モリアーティ教授が主人公ですか。

      断然アムロよりシャア派なので好みかもです(笑) >> 続きを読む

      2021/01/20 by ice

    著者: 早見和真

    • 評価: 3.0

      書店で働く谷原京子はいつも苛ついていた。
      店長の空気の読めなさに対して。

      タイトルに見える書店員からの店長の不満や苛立ち。
      そういったものを見せていくのだが、次第にその不満が他の人たちにも愚痴という形で広がっていく。

      仕舞いには出版社や小説家にまで混乱が広がっていくが、時折店長が見せる優しい言動はマジなのか天然なのか。

      京子の心の独白が笑える仕上がりだが、ラストに向けてメタものだということが分かり、実際に本屋大賞にまでノミネートされた。

      それにしても店長代理補佐という役柄。
      会社とかでもたまにあるけど、こういう意味のない役職は何のためにあるのやら。
      >> 続きを読む

      2021/01/18 by

      店長がバカすぎて」のレビュー

    • > 店長がバカすぎて

      ゴロが良いのか、タイトルだけでニヤついてしまいました。
      店長さんは不思議ちゃんなんですかね。 >> 続きを読む

      2021/01/20 by ice

    著者: 三浦 しをん

    • 評価: 3.0

      【これは、現代版『細雪』……なのか?】
       本作は、杉並区にある古びた一軒の洋館を舞台にした物語です。
       この洋館には70歳になろうかという鶴代、その一人娘で自宅で刺繍作品を制作し刺繍教室も開いている37歳独身の佐知、佐知と同い年の友人で独身OLの雪乃、雪乃の会社の後輩で唯一20代の多恵美(佐知の刺繍教室の生徒でもあります)の4人の女性が暮らしていました。

       物語はこの4人が織りなす日常(時にトンデモない非日常も紛れ込みますが)がユーモラスに描かれていきます。
       で、この4人、「ねえ、気づいてる? 私たち『細雪』に出てくる四姉妹と同じ名前なんだよ。」なんて言っちゃったりします。

       いや、まあ、確かにそうだけど、『細雪』ってこんな話じゃないでしょうに。
       と、思わずツッコミを入れたくなります。
       もっとしっとりとした、こうなんて言うのかな……少なくとも君たちとは違うぞ、と。

       男性とは縁が無いと諦念にほぼ支配されている佐知と雪乃。
       どうもダメ男にひっかかり易い体質で、元カレにストーキングされている多恵美。
       独自路線をひた走る鶴代。
       そして、昔から敷地内の『守衛小屋』と呼んでいる小離れで一人暮らしをしている唯一の男性、独身80歳の山田一郎(鶴代たちの守護者を自任しております)。
      こんな登場人物たちはごくごく普通の生活を営んではいるのですが、そこにも『事件』は起きるのです。

       長年『開かずの間』と化している部屋を開けてみたところミイラを発見し、これは行方不明になったと聞かされている佐知の父親ではないのか?
       ということは鶴代は夫を殺したのか?
       という騒動が持ち上がったり。

       老朽化した水道施設が壊れて雪乃の部屋が水浸しになり、壁紙を貼り替えるために来てもらった内装業者が結構なイケメンで、佐知が恋心を抱くも妻帯者(と早とちり)。
       速攻で失恋したりとか(でも、あるいは……)。

       泥棒が侵入し、佐知が包丁を突き付けられてピンチに陥るも……嘘~!というお話とか。

       大変軽いタッチでユーモラスに描かれる物語はいかにも三浦しをんさんらしい作品になっています。
       読みやすいのでページ数の割にはさくさくと読み終えてしまうことでしょう。
       気楽に楽しめる一冊です。


      読了時間メーター
      □□      楽勝(1日はかからない、概ね数時間でOK)
      >> 続きを読む

      2021/01/20 by

      あの家に暮らす四人の女 (中公文庫)」のレビュー

    • 少なくとも君たちとは違うぞ」←でしょうね~~( ´艸`)
      私は細雪の方は未読なので、ここまで言えませんでしたが、わかる~。

      しをんさんは多才ですよね。いろいろ描ける人なんだと思います。
      読みましたし、ミイラもカラスも覚えているのですが、
      まあ軽い読み物でしたね。という記憶しかない…。
      以前書いたレビューですが、単行本で書いた場合、文庫がでてしばらくすると削除されちゃうのかな?検索できなくなってしまいました。(T_T)
      >> 続きを読む

      2021/01/20 by 月うさぎ

    新潮社 (1995/01)

    著者: 筒井康隆

    • 評価: 3.0

      【『推理小説史上初のトリック』というのが裏表紙に書かれているPR文なんですが】
       この作品のレビューは大変に危険です。
       ネタバレしないことにはこの作品の真の醍醐味を伝えることはまず不可能だからです。
       『ネタバレ注意』と断ってレビューすることも可能ですが、ミステリに関してはそれはやらないと自分で決めているのでそうもいきません。
       ネタバレしないようにこの作品のミステリとしての意義をどの程度伝えられるのか、大変心もとないのですが、やってみましょう。

       事件はある別荘で起きた拳銃を使った連続殺人事件です。
       凶器の拳銃は、おそらくあれだろうということは読者には早い段階で分かるようになっています。
       また、第三の事件は殺された被害者の視点で語られていますので、犯人がどのようにして被害者の部屋に入って来たのかについても述べられており、その辺りから読者には犯人がかなり推測できるようになっています。
       おそらくあの人物だろうと、目星がつくことでしょう。

       しかし、本作のコアなトリックはそこではないのです。
       この作品のトリックを類別することは可能であり、それは〇〇トリックということになるのですが、それを書くことははばかられます。
       PR文に書かれているように、本作のトリックがミステリ史上初なのかどうか、確認まではしていませんが、普通は使わないトリックということは理解できます。

       何故かと言えば、それは本格ミステリの約束事からすれば、このトリックは『アンフェア』だという強烈な批判を招きかねないからです。
       本書巻末の解説でも、本作がアンフェアかどうかが論じられており、解説者は自分はそうは思わないと書いています。
       この点については両様の意見があり得るでしょう。

       アンフェアかどうか物議を醸した本格ミステリとしては、『アクロイド殺し』などがその最たるものではないかと思うのですが、私の個人的意見では、本作はアクロイド以上に問題がある作品だと思います。
       私は、アクロイドはアンフェアだとはまったく思わないのですが、本作に関しては「微妙」という意見です。
       もちろん、それは本作を否定しているのではなく、あくまでも本格ミステリの決まり事に照らした時にどうか?というだけのことです。
       本作のような作品が書かれたこと自体については評価できると思うのです。

       本当にこれ以上書くことができないのですが、一つだけ、私が本作を読んでいる間に感じたことを書いておくことにします。
       私は、本作を読んでいて、「なんとも分かりにくい書き方だ」と、ずっと違和感のようなものを持ち続けながら読み進んでいきました。
       「文豪筒井康隆ともあろうお方が、もっと分かりやすく書けば良いものを」と思いながら読み進めて行き、時々分からなくなってページを戻って読み直したことも何度かありました。

       あぁ、もう本当にこれ以上は書けません。
       この辺でご勘弁を。


      読了時間メーター
      □□      楽勝(1日はかからない、概ね数時間でOK)
      >> 続きを読む

      2021/01/14 by

      ロートレック荘事件」のレビュー

    • そうそう。「読んだ人としか語れない」ですね。
      私が読んでいて感じた違和感も、こうとしか書けなかったんだろうなぁという辺りが原因なのでしょうからすべてはこのトリックのせいなのでしょう。
      私は、これはこれで一つのカタチということでは許容しておりますよ。
      >> 続きを読む

      2021/01/15 by ef177

    • 筒井は常識のタブーに常に挑んでいる作家ですよね。
      今回はミステリーのタブーのみならず、差別へのタブーも明らかに意識しています
      人間の心の中にある自分ではそれと気づかない醜さ
      筒井はそんなものをあぶりだすのが楽しくて仕方ない人
      ホント人が悪いです。
      でもそこが好きなんだけれど。
      わたしもこれは一つのカタチだと思います。
      だから読んでみて!というしかないんですよね。
      >> 続きを読む

      2021/01/20 by 月うさぎ

    新潮社 (2004/08)

    著者: 塩野七生

    • 評価: 4.0

      ポンペイウス、クラッスス、カエサルの「三頭政治」が成立。
      四十歳を迎えたばかりのカエサルは、圧倒的多数の票を得て執政官に当選します。
      次なる野望はライン河を境としたガリア戦役。紀元前58年~51年、物語の舞台はガリアへと移ります。八年間でのガリア戦役四年目ではさらに踏み込んだことをしており、橋をかけてローマ軍初のゲルマンの地への侵攻(デモンストレーション)、さらにローマ人初のドーヴァー海峡を越えてのブリタニア進攻など次々と手をうってきます。本書ではガリア戦役五年目までが描かれています。

      想定外のことが起こっても、冷静に臨機応変な対応をしているのが素晴らしい。私なら不安で何も考えられなくなりそうなことも、さらりとこなしていました。数だけみれば劣勢でも戦の勝ち方を知っていて、結果を出しているので、部下や市民からは支持を集めますよね。それから、「農地法」成立までの演説がとてもおもしろかったです。弁舌に優れた人の話しぶりは、聴衆も読者も魅了させてくれますね。

      しかし、行き過ぎる行動は元老院にとって我慢のできない存在となり、元老院派による反撃で、ポンペイウスとカエサルの間が揺らぎだします。利害関係が一致しているときには有効な手段ですが、そうでなくなった時に彼らはどのような行動に出るのか。先が気になり、このシリーズばかり手に取ってしまいます。
      >> 続きを読む

      2021/01/13 by

      ユリウス・カエサル」のレビュー

    • 月うさぎさん
      このシリーズ、実は私も一度挫折しています。大学の頃イタリア旅行を機に読み始めたのですが、8巻の序盤で止まり、、、読書ログのおかげで再読です。それでも何年か空いたりしていますが~~

      チェーザレ・ボルジア!そうだったのですか!!!!!!かなりびっくりです。私、塩野さんはこのシリーズと「愛の年代記」しか読んでいないので、しかもこのシリーズまだまだ先は長いので。笑
      他のも気になるのですが、まだ先の楽しみですね。
      >> 続きを読む

      2021/01/19 by あすか

    • 『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』は個人的に一番好みかも。
      惣領冬実さんの漫画、『チェーザレ ~破壊の創造者~』もすっごい大作。
      これは史実+フィクションですが、当時の衣装や風景、風俗まで調べられているので、歴史家の先生も一目置いているらしいです。
      ビジュアルにしてもらうことがこんなにもすごいことなのか、という実感
      ピサの大聖堂のシーンとか観ると心が震える程ですよ。
      (まだ完結していません。私も途中までしか買っていない…今どこまで進んだんだろう?)
      私の塩野さんのイチオシは『海の都の物語』。これは2度読んでいます。
      …要するに昔の著作で停まっている(^^;)
      ローマ人の物語の大きな峠を越えないと先に進めません。
      ローマ人の後もギリシア人とかあるじゃないですか。先が長いわ~。
      お楽しみもたっぷりです。
      あすかさんにおいつく日がくるといいのだけれど。
      >> 続きを読む

      2021/01/20 by 月うさぎ

みんなのコメント - 最近登録されたコメント | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト

会員登録(無料)

今月の課題図書
読書ログってこんなサービス
映画ログはこちら
読書ログさんの本棚

レビューのある本

きれいは力 Power Beauty