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新しくコメントされたレビュー

    角川グループパブリッシング (2009/01)

    著者: 越前敏弥 , QueenEllery.

    • 評価: 4.0

      【それでは『X』から始めてみましょうか/ドルリイ・レーン初見参!すべてはこの作品から始まるのだ!】

       本作は、X、Y、Zの三悲劇+最後の事件で活躍したドルリイ・レーンが初めて登場する作品です。
       彼は、引退したシェークスピア劇の名優で、耳が聞こえないという設定になっています。
       ですが、読唇術を身につけているため、話者の唇さえ見れば不自由なく会話ができることになっています。
       彼は、ハムレット荘と呼ばれる中世を再現したような邸宅で、使用人らと共に生活していたのですが、ある事件が起きた際、新聞記事だけから犯人を推理し、その情報を警察に提供したことをきっかけとして、警察からも一目置かれるようになりました(レーンは、その事件について、ポオの『マリー・ロジェの謎』を引き合いに出し、あれと同じようなものですよと言ってのけるのですが)。

       とはいえまだ第一作ということで、サム警視もブルーノ検事もレーンに対していまだ全幅の信頼を置くというところまでは至っていません。
       特にサム警視は疑いの眼を捨てきれないのです。
       ブルーノ検事も相談を持ち掛けて何か良いヒントでももらえたら儲けもの程度の認識なんですね。
       今回も、ある殺人事件について捜査が行き詰ってしまったことから、サム警視、ブルーノ検事はハムレット荘を訪れ、レーンに相談してみることにしたのです。

       その事件とは、満員の市電の中で発生した事件でした。
       強引で身勝手なことで知られる株式仲買人のロングストリートが結婚することになり、嫌がる知人を集めてパーティに繰り出すため市電に乗り込んだのです。
       何者かがロングストリートのポケットに凶器を仕込み、それを知らずに触ってしまって殺されたという事件です。
       その凶器とは、コルク玉に無数に針を突き刺したもので、針の先には濃縮されたニコチンが塗られていたため、誤って針を手に刺してしまって中毒死したのでした。

       その市電には偶然警察官も乗車していたことから、ロングストリートが倒れるとすぐに乗降が禁止され、車両はそのまま車庫に運び入れられました。
       犯人は市電に乗っていた者の中にいるはずです。
       すぐにサム警視も駆けつけ、徹底した身体検査なども行われたのですが、犯行を示すような証拠はまったく見つからず、捜査は暗礁に乗り上げてしまったのです。

       殺されたロングストリートは、まぁ、ひどい男であり、あちこちで恨みを買っていました。
       共同経営者のドウイットは、ロングストリートから金を脅し取られていたようですし、妻まで寝取られていたようなのです。
       あるいは、商才もないロングストリートから勧められた株を買って破産しそうになっている顧客がいたり、誰もが殺してやりたいと考えるような男だったわけです。

       その後、ロングストリート殺しに関して有力な情報を提供したいと申し出る手紙が警察に届きました。
       サム警視、ブルーノ検事、レーンは、指定された待ち合わせ場所であるフェリー乗り場に向かったのですが、いつまで待っても手紙の主は現れません。
       これは担がれたか……と思い始めた矢先、ちょうど接岸しようとしていたフェリーから男が転落したのです。
       転落した男の死体はフェリーと岸壁に挟まれてぐちゃぐちゃに潰れていました。

       その後の捜査により、転落した男こそ手紙の主だとわかり、これは密告を恐れた犯人がフェリーから突き落としたものだと考えられたのです。
       そして、一部の乗客は既に立ち去っていたものの、残っていた乗客の中にドウイットがいることがわかりました。
       しかも、ドウイットは自分の行動について嘘を言っていたのです。
       これはドウイットが犯人に違いない。
       レーンからやんわりと止めた方が良いと言われたのにも関わらず、サム警視とブルーノ検事はドウイットを逮捕し、起訴してしまうのです。

       ドウイットは、ある男と待ち合わせるためにフェリーに乗ったとは言うのですが、それが誰なのか、どういう用向きなのか等については詳細を語ろうとせず、ますます不利になってしまいます。
       公判では、ブルーノ検事が着々と立証を積み重ねていきます。
       これは有罪やむなしかと思われたところで、レーンがドウイットの弁護士にあるサジェスチョンをします。
       それによってドウイットは無罪を勝ち取り、釈放されました。
       ブルーノ検事、サム警視は渋い顔です(面目丸つぶれですから)。

       ドウイットは、レーンが助けてくれたということを知り、自分の釈放を祝うパーティにレーンを呼び、この後、すべてのことをお話ししますと約束したのです。
       ところが、ドウイットの家に向かう列車の中で、今度はドウイットが射殺されてしまうのです。
       レーンは、自分も同行していたというのに、目の前でドウイットを殺されてしまったことに打ちのめされてしまいます。
       ドウイットは、人差し指と中指をXの文字のようにクロスさせていました。
       これはダイイングメッセージなのか?

       この3重殺人の謎を解くというのが本作なのですが、非常に手堅い作品で、まさにこれぞ本格派ミステリと言えるごりごりの正統派作品だと思います。
       まぁ、確かに第二の事件については、ちょっと運に頼っているという点はありますが、それが成功してしまったことを前提に、レーンの鮮やかな推理を楽しむことは十分にできると思います。

       レーンのシリーズでは、『Yの悲劇』が圧倒的に評価、人気が高いのですが、どうしてどうして。
       この『Xの悲劇』も大変優れた作品だと思います。
       レーンのシリーズについては絶対に順番に読んでいかなければならないのですから、どうしたって『X』を読まずにはいかないわけで、『Y』から読んじゃった~という方も、ぜひ本作をお読みになることを強くお勧めします。
       X、Y、Zの順に三作を読了してからじゃないと『最後の事件』を読んではいけませんよ~。


      □□□     普通(1~2日あれば読める)
      >> 続きを読む

      2019/06/15 by

      Xの悲劇」のレビュー

    • 〉レーンのシリーズでは、『Yの悲劇』が圧倒的に評価、人気が高いのですが
      そうなんですよね。私「Y」しか読んだことがないんです。
      〉絶対に順番に読んでいかなければならないのですから
      後から知ったんです。今からやり直そうと思います。はい。『最後』は「最後」にします。
      ポワロの「カーテン」もそういう訳で未読です。
      >> 続きを読む

      2019/06/15 by 月うさぎ

    • Y→X→Z→最後の事件ならまだ傷は浅い!(笑)。
      確かに『カーテン』もそうなんですが、ポアロもの全部読むの大変ですよね。
      私は早々に読んでしまいました。
      >> 続きを読む

      2019/06/15 by ef177

    白水社 (1984/04)

    著者: J・D・サリンジャー , 野崎孝

    • 評価: 3.0

      これはだな。ホールデン・コールフィールド少年のささやかで無軌道な冒険の告白ってやつだ。
      ホールデンってゼンゼン悪い奴なんかではないのさ。
      ただ奴さん、大嘘つきだし、訳のわかんないことばかりくっちゃべるイカレた男なんで、まあ、友達に是非なりたいってタイプじゃないってことは確かだな。
      驚いたことにあいつはプレップ・スクールを4回もドロップ・アウトしてる。
      でも不良とか、そういうんじゃないんだぜ。
      だって教師たちにはお行儀よく敬語なんかも使っちゃってさ、ケンカは弱いし、女の子にもオクテな方だし、おぼっちゃま丸出しなんだよ。だからなんであいつが落第しなきゃならないのか全然わかんないな。
      低脳なのか?いや、ただ単に勉強が嫌いなんだろうな。作文はうまいんだから。さすが人気作家の兄がいるだけのことはあるな。
      それとも、勉強しないことで自己主張しているつもりなのか?
      ありえるね。
      子どものできる反抗なんてそんなもん位だからさ。
      でも普通、それってせいぜいローティーンがやることだと思うけどな。

      ホールデンのそんなとこ、実はわりと嫌いじゃないのさ。
      要するに価値があるとかないとか、そんなのを他人に決められたくないっていうかね。自分には自分の判断があって、本を読むことだったり、恋愛に心を奪われたり、そういうことが大事だっていいじゃないかって思う訳だ。
      「大人になれよ」
      周りの連中はいうけれど、そんなこと言われると余計意固地になるもんだろう?そんなもんさ。

      例えばスティーブ・ジョブズが偉い人って信じてる人に対して異論はないけどさ、誰だって彼のようになれる訳じゃないし、自分はなりたいとはこれっぽっちも思わないね。
      まあ、そっちは勝手に自己実現してくれよって事なんだ。

      そういう意味では、ホールデン、お前の気持ち、おれはわかるぜ。
      そう言ってやりたい気持ちがちょっとはある。うん。間違いなく、ちょっとはあるね。
      でも遠慮なく言わせてもらうと、あいつはガキすぎるんだ。
      え?ナイーヴ?それが青春だって?
      そう?まあ、そうとも言えるかもな。
      けどさ、ホールデンが若者一般だとか代表者だとか、そんなこと真面目に信じるのはやめといた方がいいぜ。
      ブスな女の子みると憂鬱になるとか貧乏人を見下げた発言したりさ。人の持ち物が安物だろうと、そんなことほっとけよ。だろ?
      大体親が弁護士で荒稼ぎしてようが、それは自分の金じゃないんだしさ。
      そのくせ、金を憎んでいるみたいなところもあって、スノッブっていうんだよ、そういうの。
      あとさ。奴ったら自分がゲイになっちゃうかもしれないって本気で心配してやがんだよ。
      自分じゃ、まともなつもりだけどさ。そもそも過剰反応するってこと自体がさ、そのケがあるってことなんじゃないの?って思っちまう。
      おまけに、ブラコン、シスコンもいいとこなんだぜ。
      ホールデンの尊敬しているのは作家の兄のD.Bだけだし、死んじゃった弟を神格化しているし、愛しているのは10歳の妹のフィービーだけだ。
      両親への愛が歪んで兄弟、妹に偏っているのかな?
      コンプレックスの裏返しかもしれないね。
      家族の中で自分だけが馬鹿者だと思ってる。
      まともな人間なんかどこにもいないっていう事実を思えば、その程度の異常は、べつにどうってことないよな。

      堅物の親が大騒ぎしてホールデンを精神療養だかなんだかの医療施設に送り込んだってことで、退院したらまた新しい学校に送り込まれる予定だ。現代なら確実に引きこもりになるだろうけどね。

      実はこの小説は第2次大戦後という時代を反映した小説なんだけど、今の日本人が読んだらきっと全然そういう読み方はしないだろうね。
      引きこもってる少年少女たちにホールデンってどう思う?って聞いてみたい気がすごくする。
      彼のことわかる?ってね。

      奴は周りのいろんなことにがっかりしてる。そして自分にも自信がない。
      口では嘘ばかりいうけど、自分のことが全然わからないっていうことは正直に認めている。
      本当はここが一番難しいんだけどな。

      「ライ麦畑のつかまえ役になりたい」っての、ホントのところなんだかよくわかんないけど
      子どもの夢の中にずっと住んでいたい。
      子どもとしてじゃなくて、その世界でたった一人の大人として。
      そんな願望を感じる。
      麦畑の心象風景は映画ならものすごい遠景かソフトフォーカスの映像だろう。

      その逃避の裏には徴兵制拒否の強い衝動があるんだってこと。
      日本じゃ日米戦争のあとは『戦後』なんだって?
      アメリカじゃ、戦争はずっと続いてんだぜ。
      ホールデンの場合は朝鮮戦争さ。
      18歳になっちまったらおとなしく兵隊にとられるか、徴兵拒否で終身刑か悪くすりゃ銃殺だ。
      そんで、ホールデンは「戦場に送られるくらいなら、ただちに逮捕されて、すぐに銃殺隊の前に立たされる方がマシなんだ」って言ってるだろ?
      こういうことってなかなか口にだせないだろう?たぶん本音だぜ。

      間違ってるかな?
      でもまあ、おれが言えるのは、そんなところだ。


      以上、野崎訳テイストでレビューしてみました。
      真剣にやったわけではないので、学術的な検証・批判はご勘弁。
      お遊びと思ってご容赦ください。


      再読(それも20代のころから30年ぶりの再読)なので、新鮮さがまったくなくて、逆に消化不良的な部分もあまりなくて、でも悪くない。っていう感想なんです。
      初読の当時、野崎訳の文体がすごく古臭く感じてしまってそこが好きになれなくて、16~17歳の少年の言葉遣いにしちゃなんかおっさんくさいよ。みたいな。
      なんていうか立川談志の口調みたいというか。
      1964年発表の本作
      この当時、流行っていたとは思いませんが、談志さんみたいなのが若い世代にとってのトレンドだったのかしら?

      でも、注意深く読むと、文体が特におかしな言葉遣いなのは冒頭部分からしばらくと、最後の部分に顕著なだけで、
      翻訳者もずっとこの言葉遣いで書き続けるのは無理だったのかな。なんて思いました。(^m^ )
      >> 続きを読む

      2019/06/08 by

      ライ麦畑でつかまえて」のレビュー

    • この本、大学生だか卒業したばかりだかに読んだんですよね。ぜひ再読して村上春樹訳もあわせて読んでみたい本です。

      文芸漫談なんて今まで行こうと思ったこともなかった(というか存在も知らなかった)ですが、今は無理でもそのうち行ってみたいなぁ^^

      そして、shikamaruさんとのやりとりが羨ましすぎて、ステキで、いいね10回くらい押したかったです!!
      >> 続きを読む

      2019/06/11 by chao

    • chaoさん
      私も同じような年代でこの本を読んだんですよ。当時の私は作品背景なんか知らないし、そもそもアメリカを全然理解していなかった。
      というのも、子どものころに親しんだ作品はほとんどがヨーロッパ文学で、
      アメリカ文学っていうのは「トムソーヤ」か「アンクルトムの小屋」程度
      「若草物語」はイギリスの話だと思っていましたし。
      この作品が世に出たころ、アメリカ文化自体が「文学の貧困」を感じていた時代だったかもしれません。
      主人公ホールデンが、ヘミングウェイの「武器よさらば」を批判していますが、
      アメリカ独自の精神性を表現する小説ではない、ということではないでしょうか。

      文学漫談は、以前読書ログのお友達から聞いて知りましたが、今回ようやく行けたんです。
      「漫談」なので本当に笑えます。奥泉さんって話が面白いんですね。
      彼の作品はというと、やはりどこか真面目じゃないです。本質が笑いを取りたい人なのね、きっと。
      いや~~。どうも話に口を突っ込みたくなって困った( ̄∇ ̄;)
      ビブリオ・バトルなどで他人を言い負かそうという気合ムンムンの人を相手にするのは考えるのもうざったくて嫌なんですが、漫談のノリなら楽しく話せそう。
      文学評という大上段のものではないので、自分と同じ目線で楽しんでいる感じ。
      ああ。私も語り合いたい!って。って思っちゃった。
      英語の原文との比較などしてくれてすごくためになった部分もあります。
      次回は9月にシェイクスピアの「ハムレット」ですって。こちらも期待できそう。
      ぜひ行きたいな~と思っています。
      >> 続きを読む

      2019/06/15 by 月うさぎ

    著者: エラリー・クイーン

    • 評価: 5.0

      クイーンの国名シリーズ第4作であり、「Xの悲劇」に勝るとも劣らぬ傑作である。
      国名シリーズの前3作と比較して、ロジックの密度、ラストのひねりなどが段違いである。
      偽の手がかりの問題も取り上げられているが、漫画「カイジ」のEカードにおける利根川の最後の推理(間違った推理)のように、謎を解く側の推理力(知力)に頼っている点が気になった(もしそこまで考えがおよばなかったらどうするつもり、ということである)。
      殊能将之「ハサミ男」の「〜引用癖がついたようです!」のセリフが、この作品から引用されていたことに気づいたのは収穫だった。
      法月綸太郎「ノックス・マシン」のタイトルは、本作の登場人物「ジェームス・J・ノックス」から取っているのかもしれない。
      エラリーのジューナへの態度は奴隷に対するそれで、エラリー・クイーンが差別的思想の持ち主である疑惑が強まった。
      国名シリーズはまだ半分ほどしか読了していないが、多分本作が国名シリーズの最高傑作であろう。
      >> 続きを読む

      2019/06/14 by

      ギリシャ棺の謎【新訳版】 (創元推理文庫)」のレビュー

    • 『ノックス・マシン』はその内容から分かる通り、ロナルド・ノックスという推理作家の名前から採っています。『ノックスの十戒』を定めた作家ですね。
      その辺りは、私の『ノックス・マシン』のレビューで書いていますのでよろしかったら見てみてください。
      また、エラリーのジューナに対する態度に触れていますが、時代背景を考えるとエラリーの態度はユーモラスでむしろかなり愛情に溢れているものと理解できるのではないでしょうか?(エラリーのシニカルな性格も併せ考える必要がありますが)。
      この調子でどんどんミステリを読まれると良いと思います。
      ご参考までに。
      >> 続きを読む

      2019/06/15 by ef177

    • ef177様
      「ノックス・マシン」のタイトルが「ロナルド・ノックス」という推理作家の名前から採られていることは、知りませんでした。
      僕が読んだ作品は中村有希訳ではなく井上勇訳ですが、それだと奴隷扱いしているようにしか思えませんでした(訳が悪いのかもしれません)。
      島田荘司も、偉そうなエラリー・クイーンがあまり好きではなく、穏やかな性格のシャーロック・ホームズの方を好んでいる、というのをどこかで読んだ記憶があります。
      >> 続きを読む

      2019/06/15 by tygkun

    PHP研究所 (2011/03)

    著者: 長尾剛 , 金森誠也 , ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

    • 評価: 4.0

      ゲーテの名言集が200以上書かれています。
      洞察力があって含蓄のある言葉って、自分の視界を広げてくれますよね。高い所に上がって地上を見下ろすように、世界の見方が変わってきます。

      こんなに色々と深い言葉が出てきて尊敬するのですが、一方でそれはどうなの?という言葉もありました。
      若い子を追いかけて何が悪い。心が若々しくなっていい。というような意味合いの言葉が書いてあったのですが、おじいちゃんは良くても若い女性は困るだろうな^^;
      実際にゲーテもおじいちゃんになって、何十歳も年下の女性に告白してふられています

      素敵な言葉は色々あって、よくこれだけ考えつくものです。
      「目の前にあるものが、とても巨大に見えたのなら、それは確かに偉大なものなのだろう。そのとき、自分をコビトのように感じてしまったら、それは、圧倒されて自信を失ってしまったのだろう。でも、本当にコビトになったわけではない。そう思い込んだだけだ。目の前に何があろうと、自分は自分である」
      「自分の個性を隠したり、あるいは、ねじ曲げて生きている者は「本当の自分の人生」を生きていない。そんな者を見て、人々はきっと口々にこう言うだろう。「あの人は、すぐに死ぬのではないか。生命力の輝きが、まるで感じられない」
      「人は、役立つ人間しか評価しない。だから、他人の評価を喜ぶのは、自分で自分を道具扱いすることである」
      >> 続きを読む

      2019/06/13 by

      超訳ゲーテの言葉」のレビュー

    • >若い子を追いかけて何が悪い。心が若々しくなっていい。というような意味合いの言葉が書いてあったのですが、

      えーーーー笑!
      そんな言葉もあるのですか笑!!
      しかも有言実行しているですね…!

      引用されている言葉、考えさせられますね。
      「自分の個性」が大切なのはわかるのですが、いまだに何が自分の個性なのかがわからない迷える大人です…

      >「人は、役立つ人間しか評価しない。だから、他人の評価を喜ぶのは、自分で自分を道具扱いすることである」

      これも刺さりますね。「嫌われる勇気」を思い出します。
      >> 続きを読む

      2019/06/14 by chao

    著者: 姫野 カオルコ

    • 評価: 5.0

      なんか話題作みたいで、じわじわとその凄みがあちこちで絶賛されている帯がついている本。東大生が圧倒的に読んだとか。

      で、



      出だしに、東大生数人が女性をレイプするという、実際のある事件をモチーフに作家さんがフィクションで、それぞれの登場人物の内面などを描写した、結末を事前的に知った上で、読み進める構図は、作家さんの凄みを感じた。

      で、

      そのわいせつで逮捕に至る過程での、シーンはホント怖かった。

      そろぞれのそれぞれの感覚やらなんつーか、複雑極まり心理描写。

      そして、事件後のネットを中心とした書き込み。。。におけるプライバシーだったり過激なコメントなどなど、今の社会問題やネット問題の怖さの描写。

      小説の描写に、

      「インターネットの危険なのは、すべての文字が、均一の電子活字であること」

      対象となく事物事件等が専門家から多角的思考する大人から若者、幼年からすべてが同じ電子活字で、あたかも公的見解であるかのような表示だったり、それを当然不特定多数が観覧する。。。と。



      難しい!そして怖い!

      もちろんレイプ未遂事件はいけない。
      しかし、当事者に罪意識はない。

      そこに、この小説の心理描写が個々に描かれていて、いろんな問題提起があり、複雑に絡み合っている内容。

      >> 続きを読む

      2019/06/12 by

      彼女は頭が悪いから」のレビュー

    • こんにちは!
      こちらは昨日までの涼しさはどこへやらでかなり暑いです(><)

      >「インターネットの危険なのは、すべての文字が、均一の電子活字であること」

      これは、読んで、確かに!と思いました!
      活字って表情とか感情とか見えないしわからないから凄く便利だけれど怖いなぁと思います。伝える側はプラスの感情で書いても受け手側が何らかの事情でマイナスな感情で取ってしまうとそこで大きな齟齬が出てしまいますよね。

      今はスマホとかパソコンとかが普及してかなり便利になりましたが、弊害もたくさん増えましたよね。自分もできるだけマイナスな方に取られないようにメールとかこういうネット上のお付き合いとかでは気を配っていますが相手があることなので書いた後はもうどうしようもないなぁ…とも思っています。

      でも、逆に便利なツールをより良く使えばこれ以上のものはないなあとも思っています!

      あ、また真面目に語っちゃった…恥ずかしい(><)

      >> 続きを読む

      2019/06/13 by 澄美空

    • こんにちは!
      いや~熱いコメントうれしいです。
      そして今日はこちら暑いです・・・><

      インターネットについてのコメント、ほんと同感です!

      一長一短なんっすかね~~~~~?!?!

      自分はあまりSNSが得意でないので、もともとはこちらの読書ログは、そんなSNSを少しでも体に慣らすというか、もう時代が時代で無視も出来ないツールなので、読書好きだし、ってところからのスタートだったです。

      今後もいろいろ勉強的にもそして、楽しく!なSNSとしてのツールとして便利に利用し活用していこうと思ってます!

      笑顔!

      >> 続きを読む

      2019/06/13 by ジュディス

    著者: 鈴木 敦秋

    • 評価: 4.0

      生れつきの心臓疾患を抱えた少女は、心臓外科として世界的な
      名声を獲得していた東京女子医大病院で手術を受けることに
      なった。

      午前中から始められる手術は簡単に終わる予定だった。午後2時
      か2時半ごろには術後の少女と面会が出来る。担当医は断言した。

      しかし、家族に告げられていた予定時間を過ぎても手術室の扉は
      開かず、不安を抱えて病室で待つ家族の元に手術終了の連絡が
      入ったのは午後5時半。予定より3時間オーバーだった。

      術後、ICUに写された我が子と対面した家族は目を疑う。顔面は
      晴れ上がり、目の下には鬱血痕、頬には鼻血が拭き取られた跡が
      走っている。何よりも異様だったのは、5~6人の医師と手術を
      サポートした看護婦たちが手術着のまま、少女のベッドを囲んで
      いたことだった。

      平柳明香ちゃん。今回の手術で自分の病気は良くなると信じ、出席
      を希望していた小学校の卒業式を諦め、入院・手術に臨んだ12歳
      の少女は術後、一度も目覚めることなく旅立った。用意していた
      中学校の制服に腕を通すことも出来ずに。

      手術室で一体、何が起きたのか。簡単な手術とは言え、不測の事態
      は0%ではない。その時、医師・病院は患者本人及び患者家族に
      対してどのように対応するするのか。

      情報の隠蔽・改竄など、言語道断であると思う。しかし、それをして
      しまったのは本書が取り上げている事件である。

      手術によって患者が亡くなる。担当医にとっても衝撃だと思う。それ
      以上に衝撃を受けるのは患者家族である。

      「何故?」が頭の中を駆け巡り、「あの時、手術に同意したのは間違い
      ではなかったのか?他の病院へ行った方がよかったのではないか?自分
      たちの判断が死に結びついてしまったのではないか」。自分自身を責め
      ることになる。

      不測の事態が起これば医師・看護師は全力で対応する。しかし、原因を
      家族に隠したり、データを改竄して術後の経過を誤魔化したりすれば
      医療への信頼は根底から崩壊する。

      それでもそれをしてしまうのは、責任逃れなのか保身なのか。

      患者の死に対して真摯な姿勢を見せなかったことにも唖然とするが、
      手術に至るまでの東京女子医大病院の患者家族への高圧的な対応に
      も驚かされた。山崎豊子の名作『白い巨塔』は時代を経ても健在な
      のかと感じた。

      この事件で東京女子医大病院は特定機能病院の指定を取り消され、
      その後に復活している。しかし、同病院は2014年、2016年にも
      医療ミスで患者を死亡させている。

      どこまでが医療ミスで、どこからが不測の事態なのか。その判断は
      難しいのかもしれない。だが、患者側へ真っ当な説明をすることが
      医療従事者の責務ではないのかと感じた。

      >> 続きを読む

      2019/06/12 by

      明香ちゃんの心臓 東京女子医大病院事件 (講談社文庫)」のレビュー

    • レビューを拝見して涙が出ました。
      亡くなった女の子とご家族の気持ちを想うと、言葉になりません。

      医療ミスの根本原因はなんなんでしょうね。そもそもの病院の体制や仕組みなのか。人間の本質的なところなのか。命を扱うお仕事ですから、時間はかかっても改善していかないと、同じようなことが繰り返されるばかりですよね。
      >> 続きを読む

      2019/06/13 by chao

    著者: 原田 マハ

    • 評価: 4.0

      【マティス、ドガ、セザンヌ、そしてモネ】
       何と瑞々しい作品でしょうか。
       本書には、誰でもが知っている高名な画家をモチーフにした4編の短篇が収録されています。
       マティス(とピカソ)/「うつくしい星」、ドガ/「エトワール」 、セザンヌ/「タンギー爺さん」、モネ/「ジヴェルニーの食卓」です。

       「うつくしい星」では、マティスに仕えたメイドが年老いてからフィガロのインタビューを受け、マティスとの日々を回想するという構成。
       「エトワール」では、ドガと同時代を歩んだアメリカの女流画家が、ドガとの思い出を回想するという構成。
       「タンギー爺さん」は、まだ芽が出ない無名の画家達に愛情を注ぎ、ほとんど無償で絵の具などを提供し続けた愛すべき画具商(後に、画家達がお代の担保として置いていった絵画をも扱う画商ともなりましたが)タンギーの娘さんからセザンヌに宛てて書いた手紙という構成。
       この作品では、中心となるのはセザンヌですが、その他にもタンギー爺さんの店を訪れるいずれ巨匠となる画家達(ゴッホやゴーギャンその他)も登場します。
       「ジヴェルニーの食卓」は、モネと共に生涯を暮らした助手(時にモデル)となった女性が、モネの最晩年に描いた睡蓮を中心として、モネとの生活を回想するという構成。

       著者の文体は大変美しく、瑞々しいものです。読んでいてハッとさせられる描写がいくつもありました。
       これは、実話……なのだろうか?と思いながら、読了後、奥付を見ていたところ、沢山の資料を基にしているのだから実話の部分が相当にあるのだろうし、何よりも、著者はキュレーターではないですか。
       最後の方に、「本作は史実に基づいたフィクションです。」と小さな文字で書かれているページがありました。

       生前に評価を受けることができる画家はごく一握りしかいないのだと、どこかで読んだことがあります。そうでしょう。ピカソやモネなどは非常に希有な例なのだろうと思います。
       多くの巨匠は、生前はまったく理解されることなくその人生を終え、死後、それなりの時間が経過することによって、ようやく世の中がその巨匠に追いつくことができ、評価されるようになるのでしょうね。
       ですから、そういう未来の巨匠が無名であるころから、その作品の魅力に気づき、支援し、愛することができた、本作に登場するような人たちというのはそれこそ本当に稀な存在なのだと思います。
       もちろん、その陰には、同じように、未来の巨匠となることを信じて寄り添ったけれど、結局いつまで経っても評価されることなく終わってしまった、巨匠達の何倍もの数の無名の芸術家達もいるのです。

       私は、美術にも興味があることから、大変面白く読ませて頂きました。もちろん、美術に興味が無い方にも、何かを成し遂げた人びとと、そのそばで生きた人の記録として十分に楽しむことができる作品だと思います。


      * 初めて原田マハさんを読んだ時のレビューです。
      >> 続きを読む

      2019/06/12 by

      ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)」のレビュー

    • 原田マハさんの美術関係の小説が大好きで、この本もとても興味がありました。
      さすが、キュレーターをされていただけあって、他の作家さんではなかなかかけない描写、設定ですよね。 >> 続きを読む

      2019/06/12 by taiaka45

    • 私もマハさんのアートをテーマにした作品(エンタメ度を押さえたもの)は大好きです。

      2019/06/12 by ef177

    著者: 春河35

    • 評価: 3.0

      独房でヨコミゾに手紙を書いてる小栗。
      その小栗の元に敦と鏡花が助けに来るが
      外の世界に興味のない小栗は敦達の申し出を断る
      しかし鏡花のある言葉で小栗は渋々同意するが
      小栗は警備に逮捕させてやると非協力的
      しかし特務課の捜査官の坂口安吾の顔を見て
      絶対に脱出すると態度を一変

      坂口安吾は「七號機関』と言う犯罪組織の長だと言い切る小栗
      小栗の異能で逃げ切れるかと思ったが…
      坂口率いる対異能者用特殊部隊に見つかってしまう
      しかし小栗は密室トリックで外に逃げ出すのに成功
      このまま逃走と思いきや!!
      『モノに残った記憶を読み取る』―――
      記憶抽出能力の坂口安吾が立ちはだかる

      探偵社の無実を訴える敦に坂口は…
      最初から太宰と組み、自身が獄中にいる太宰との「仲介役」だと…
      ドストエフスキーに「嘘」を教えられていた小栗

      坂口が保護したモンゴメリーの部屋で
      敦と鏡花は坂口から
      七號機関とドストエフスキーが組んでいる可能性と
      政府内部に内通者がいると話を聞き
      小栗からテロ組織《天人五衰》の目的を聞く

      国家の〝消滅〟

      計画は四段階
      第一段階『共喰い』で探偵社に梓弓章与え、政府に近づける
      第二段階『表頁』を使い現実を改変。探偵社を嵌める
      第三段階 更にテロを起こす。←いまここ
      第四段階 10日後「裏頁」に書き込む

      探偵社は現実改変のせいで犯罪者にされが
      頁を奪って「探偵社は無実」と書き込めばそれで全部元に戻る
      敦はその可能性にかけ
      鏡花も賛同、10日以内に《天人五衰》を見つけ出して倒して頁を奪うと
      坂口、モンゴメリの協力のもと〝天空カジノ〟へ



      探偵社・社長の福沢に
      部下を投稿させれば事件の管轄は検察に移って《猟犬》の標的から外れると…
      そうなれば護ってやることができると持ち掛ける幼馴染である軍隊長の福地


      モンゴメリと探偵社の関係に気づいた警察

      天空カジノ総支配人のシグマの元に現れた《猟犬》燁子と立原

      一方、爆破で出入り口を埋められてしまったことに気付いたモンゴメリだが
      すべては太宰の作戦通り…



      この後どうなるのか?Σ(・ω・ノ)ノ!


      けっこう複雑な内容だね~
      虫さん頑張ったp(`・ω・´)q
      そして素敵なキャラの坂口安吾さん。
      司令塔(安吾)と拠点(モンゴメリ)を手に入れたとは言え
      探偵社が危機的状況なのは間違いないので
      敦と鏡花に更に頑張ってもらいたい!!
      舞台は天空カジノへ…
      太宰の作戦通りなら大丈夫だとは思うんだけど
      後から、後から色々と出てくるので
      展開がまったく読めなない(-ω-;)ウーン
      >> 続きを読む

      2019/06/09 by

      文豪ストレイドッグス (17) (角川コミックス・エース)」のレビュー

    • 今、アニメ3期が放送されていて自分も後追いで観てますが以前おっしゃられていたとおり登場人物かなり多いですね。3期の最初は太宰と中也がポートマフィアに入った頃の話で今ようやく武装探偵社の話になりました(自分は今確か5話か6話を観たはずです)

      原作も読みたいのですがこれだけ出てると集めるのも大変だし実際アニメで観て知ってるからなぁ…と足踏みしてしまいますね(^^;

      でも、何れは原作全て読みたいっ!と思っているのでその時までこの作品に対する情熱を灯しつづけていきたいなとも思っています(*^ω^*)
      >> 続きを読む

      2019/06/09 by 澄美空

    • >澄美空 さん

      ど~なるんだろう?と思うと新しい展開に新しい人物
      これっていつ解決するの?と、読むたびに思います(笑)
      こっちはアニメやってないので
      動いてしゃべってる探偵の皆さんが見たいです・゚・(ノД`)・゚・。

      >> 続きを読む

      2019/06/12 by あんコ

    筑摩書房 (1998/12)

    著者: 灰島かり , GallicoPaul

    • 評価: 4.0

      【はい、次のところテストに出るからにゃ】
       タイトルだけを読むと、人が猫と楽しくお話ができるための教科書みたいな本じゃないかな?と思うことでしょう(「にゃー」というのは○○という意味ですみたいな)。
       でも違うんですね~。

       まず、この本は猫によって書かれたという設定なのです。
       猫がタイプライターを駆使して書き上げ、編集者の玄関先に完成した原稿をそっと置いていったと。
       でも、完全にはうまくタイプライターを打てないので、一見暗号のような文章に見えるのですが、それは猫の手でキーを押したため、ピンポイントには押し切れず、打ちたい文字の周辺の文字が打刻されてしまう場合もあるという結果、一見暗号のように見えてしまうけれど、読み方のコツさえ分かれば解読できるというもので、それを『翻訳』したのが本書という設定なのです。

       で、内容も、作者猫が他の猫に対して書いたものになっています。
       副題は『子猫、のら猫、捨て猫たちに覚えてほしいこと』となっています。
       具体的には、いかに人間の家で猫の自尊心を失わずに快適な生活を送るか?というものなのです。
       大体、第1章のタイトルからして『人間の家をのっとる方法』なんですから(笑)。

       人間は(特に男は)猫に比べれば賢くなく、矛盾に満ちたおかしな奴らで、猫に対して沢山の誤解を持っているけれど、うまく接してやれば猫の意のままに操ることなんて簡単だから、この教科書を読んで人間の家で快適な猫ライフを送るんだにゃというわけです。

      私は猫を飼ったことが無いのですが(犬はあります……猫から見れば犬は馬鹿な奴だそうです)、作者猫の言わんとするところは容易に分かりますし、もう読みながらにやにやしっぱなしでした。
       ましてや、実際に猫を飼われている方だったら、「あぁ、あの行動は猫からすればそういう深謀遠慮があってのことだったのか!」と思わず膝を打つことでしょう。

       自分専用の椅子を獲得するためにはどうすれば良いか、食事中に猫におすそわけをしてはいけないなどというルールを決めたご主人を籠絡して美味しい物をゲットする方法、魅惑の表情の作り方、上手な話し方などなど、実践的に役に立つ(猫にとってですよ)内容満載です。

       この本、猫に対して書かれているわけですが、本当のところは人間に対して書かれているんだと思うんです。
       無理解な人間に対して、猫側の言い分とでも言いましょうか。
       でもね、一見、猫の立場から勝手なことばかり書いているように見えながら、第14章『愛について』なんてじわっと来てしまいますよ。
       猫好きな方はもちろん、そうではない方も、本書を読めば猫にメロメロになってしまうことでしょう。
       
       なお、この『教科書』には愛くるしい猫のモノクロ写真が沢山添えられています。
       この写真の猫がまた可愛いんだわ。
      >> 続きを読む

      2019/06/07 by

      猫語の教科書」のレビュー

    • Mr.ボーンはちょっと悲しいですけどね。

      2019/06/08 by ef177

    • ああ…Mr.ボーン…
      オタクな会話をしてしまった。でも、楽しい。( ´艸`)

      2019/06/11 by 月うさぎ

    白水社 (1984/04)

    著者: J・D・サリンジャー , 野崎孝

    • 評価: 3.0

      電車移動の時と病院の待合室が貴重な読書タイム。
      細切れ読書だった為、思いのほか読み終えるのに時間がかかった〜。
      学生時代に一度は読んだことがある人が多いこの作品、実は初めて読みました。
      10代20代に読んでいたら、もっと違う感じ方をしたと思いますが、50代のおばちゃんには、あらあら困った若者だことって浅い感想しか出ててこないなあ。
      ライ麦畑でつかまえてというタイトル、そういうことだったのね。
      村上春樹さんの翻訳が出てるそうで、いつか機会があれば読んでみたいです。
      この野崎孝さんの訳は、若者言葉っぽく軽い口調で、少しイラッとしちゃう感じで、読みやすいとは言えなかったかも。

      6月8日に、いとうせいこうさんと奥泉光さんの文芸漫談があります。
      お題がこの白水社版野崎孝訳の「ライ麦畑でつかまえて」です。
      文芸漫談、前回もその前も行けなかったので、今回こそはと、チケットを購入して本も読んで、万全の準備をして行ってきます!

      私にはいまひとつだったこの作品を、お二人がどんな風に話してくれるのか、楽しみです。
      >> 続きを読む

      2019/05/03 by

      ライ麦畑でつかまえて」のレビュー

    • 月うさぎさん

      娘たちは就職したらすぐに家を出てしまい、滅多に実家に帰って来ないんです。
      私が都内に芝居やイベントに出掛ける時に、声かけて予定が合えば一緒に出かけたりして、近況を話したりしているんですよ。歌舞伎座行ったり落語会に行ったり、楽しんでいます。本も映画も娘たちそれぞれ好みが違うので、この作品はどの娘を誘おうかな〜って考えるのも楽しいですね〜。

      次回ハムレット、月うさぎさんチケット買いました?私はバッチリ購入済みです。
      開演15分前頃にロビーに座っています。ライ麦の時と同じ服着て行きます。もし行かれるようでしたら、声かけて下さい!(←私、人の顔がなかなか覚えられない💦見つけてね〜)

      ちくま文庫ハムレット買いました!読むの遅いので、早めに読み始めないと間に合わない💦シェイクスピアって、ん?ん?って感じで私にとってはイマイチなんですよねー。頑張って読みます☹️
      ついでに、村上春樹のライ麦畑も買いました。読み比べしてみます。娘は英語版のライ麦を買うって言ってました(^_^)

      文芸漫談、文学作品の読み解きの講演を聞きにいくというより、二人の掛け合いを聞いて楽しむのが楽しいですよねー(^_^)

      >> 続きを読む

      2019/06/10 by shikamaru

    • 9月の予定が全く未定なので…。金曜日は仕事なんで、19時に下北、行けるかな~。結構ぎりぎりだと思うの。でもチケット買ったら連絡しますね。
      ハムレットは、筑摩書房のをお買いになったのですね。
      松岡和子さんの訳はいいですよ!
      昔は誰も福田訳に逆らえなかったと思うのですが、私的には気に入っています。
      シェイクスピアってセリフもストーリー展開もとても曖昧なので、
      解釈によって翻訳がすごく変わってしまうのです。
      「生きるべきか、死ぬべきか」という有名なせりふもね。
      to be の be が果たして「生きる」という意味なの?
      それって本当は超訳だったのではないかと思いませんか?
      松岡さんはハムレットが生きるか死ぬかと自殺を思い悩んでいるとは解釈していないんですよ。
      なんて。私「十二夜」と「マクベス」しか、レビューアップしてないじゃん(^^;)
      げ。読み直さないと…。
      >> 続きを読む

      2019/06/11 by 月うさぎ

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