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新しくコメントされたレビュー

    著者: フレドリック ブラウン

    • 評価: 4.0

      2018年11月課題図書、なかなか近所の書店に売ってなくてやっと見つけた。田舎だからね。でもやっぱり本屋で買いたい。

      星新一先生の本は、中学生の時、当時あったものは読破したはず!懐かしい。もう30年前か?思い出してみると、小学生の時から本読んでたなぁ。

      「電獣ヴァヴェリ」では電気が無くなるけど、最近、職場でネットが使えなくなって大変だった。ネットがない頃ってどうしてたっけ?って思い出すと、あの頃すごく面倒だったけど、それが普通だった。この作品をタイムリーによんでて、ちょっと面白かったな。

      「帽子の手品」とか、「沈黙と叫び」は本当に秀作。こういうの好き。

      表題作では、「全は一、一は全」から鋼錬を思い出し、宇宙(?)に飛んでくあたりで真理の扉(と真理)を思い出したのは自分だけじゃない…んじゃないかなぁ。

      あとがきも解説も秀逸だった。
      >> 続きを読む

      2018/12/14 by

      さあ、気ちがいになりなさい (ハヤカワ文庫SF)」のレビュー

    • 最高の作品集だと思います!!!作品も作家も翻訳もベストです。
      ずいぶん前に読んで、しばらく絶版になっていたんですよ。
      再販になって即買ったんです。ようやく文庫化。ぜひ一人でも多くの方に読んでほしいです。

      〉「全は一、一は全」
      ああ、ハガレンで既視感があったんですが、これだったっけ。うわ~。
      本当に恐ろしい話ですよね。
      細かいストーリーは忘れても、心に食い込む作品ばかりです。
      「緑の地球」は他の翻訳も出ているのですが星さんの翻訳がベストです。
      こんなにシンプルな小説で、英語もシンプルなんですが、感動が違うんです。星さんのすごさがわかりました。
      >> 続きを読む

      2018/12/14 by 月うさぎ

    • はい!いい作品ばかりでした。
      訳された文がもう既に星新一の文といった感じで、読んでいる最中はほとんど、星新一先生の作品だと思ってしまっていたほどでした。
      星新一先生が、このF.BROWNに影響を受けたと知って納得しました。

      なるほど、月うさぎさんは、鋼錬を見てる時に既視感を覚えたのですね。まさか、これが元ネタってことはないでしょうけど笑

      年末、実家に帰ることができたら星新一先生の本、探してみようかな。
      >> 続きを読む

      2018/12/14 by たい♣

    早川書房 (2009/02)

    著者: 浅倉久志 , カート・ヴォネガット

    • 評価: 3.0

       読書ログ初めての投稿です(よろしくお願いします m(_ _)m)。
       9月の課題図書がこの本になっていたのでまずはお試しで。

       いかにもカート・ヴォネガット・ジュニアらしい、シニカルで人を喰ったようなSFです。
       ヴォネガットの最高傑作と言われている作品ですが、これは好きずきだろうなぁ。

       物語はラムファードという大富豪の数奇な運命を狂言回しとして進んでいきます。
       ラムファードは、愛犬のカザックと共に、個人用宇宙船に乗って宇宙空間にある時間等曲率漏斗にまっしぐらに突っ込んでいった結果、起点を太陽系内部に置き、終点をベテルギウス星に置く歪んだらせんの内部で波動的存在として生きていくことになりました。

       え?何だかよく分からないですって。
       全然構いません。
       取りあえず、ラムファードは宇宙の様々な場所に実体化すると共にらせん内部のあらゆる時空間にも同時存在しているということのようなのです。
       地球の私邸には59日おきに実体化します。

       ある時、ラムファードは、地球に残っている妻に宛ててコンスタントという若い大富豪を呼ぶようにメッセージを届けます。
       どうやら、土星の衛星であるタイタンで、ラムファードはコンスタントと出会っているというのです。

       好奇心に惹かれたコンスタントは、招待に応じて実体化したラムファードに会いに出かけます。
       そこで、コンスタントは、未来を予知できるというラムファードからある託宣を賜るのでした。
       それは、今後、コンスタントは火星→水星→地球→タイタンへと旅をすることになり、また、火星で自分の妻とまぐわい、男児をもうけることになるというものでした。

       何でそんな目に遭わなければならないの!
       まっぴらごめんだというコンスタントに対し、ラムファードは一枚の不思議な写真を見せます。
       それは3人の超絶美女が映っている写真で、この3人の美女がタイタンでコンスタントを待っているというのです。
       それにしても、宇宙に行くなんて……

       ところが、ラムファードの予言は的確で、コンスタントとラムファードの妻は、そんな運命は意識的に避けてやろうと決意していたにもかかわらず、予言通りになっていってしまうのです。

       と、まぁ、こういう物語なんですが、ヴォネガットが書いているので、ユーモア満載、シニカルで、あのぉ、もうちょっと真面目に書いてくれませんか?(笑)的な作品になっています。
       この感じは……そう、ダグラス・アダムスの『銀河ヒッチハイク・ガイド』に似た雰囲気と言えばお分かり頂けるでしょうか。
       まぁ、ダグラス・アダムスの方がヴォネガットにインスパイアされているのでしょうけれど。

       あんなハチャメチャなお話が繰り広げられるわけですが、最後の最後では、ちょっとだけほろっとさせることも忘れてはいません。
       ツボに来る人には楽しめる一冊かもしれませんね。
      >> 続きを読む

      2017/09/24 by

      タイタンの妖女」のレビュー

    • レスが遅れて申し訳ありません。
      こちらこそよろしくお願いします。
      こちらのサイトは、サブでの利用を始めたばかりで、まだ継続的に書けてはいませんが、ぼちぼち書こうと思っています。
      >> 続きを読む

      2018/12/14 by ef177

    • 1年以上のごぶさたです。(笑)
      読書ログは結構長いスタンスでお付き合いできるSNSなので、遠慮なくカムバックしてください。
      管理人でも何でもありませんが、趣味のあうお友達が増えるのは大歓迎です!
      >> 続きを読む

      2018/12/14 by 月うさぎ

    光文社 (2006/09)

    著者: KastnerErich , 丘沢静也

    • 評価: 4.0

      12月の課題図書。
      もうすぐクリスマスを迎える、今にぴったりの物語。

      途中から子どもたちがたくさん登場するので、前半は苦戦しながら読みました。
      何度か読み直しているうちに慣れたのか、少しずつ作品の持つ雰囲気を感じることができるようになり、彼らの生活をもっと知りたくなっていきました。
      作品紹介に書かれている、孤独なジョニー、弱虫ウーリ、読書家セバスティアン、正義感の強いマルティン、いつも腹をすかせている腕っぷしの強いマティアス。
      同じ寄宿舎で生活する5人の少年の物語です。
      子どもたちのクリスマスを、大人が読んで楽しむことのできる作品。
      子どもの頃の気持ちを忘れないように生きてきたつもりですが(本当に)、思っていた以上に様々な感情がわいてきて、あの時の気持ちを少し振り返ることができた気分。
      良くも悪くも大人になってしまった、ということを再認識。
      読む年齢によって感想がまるっと変わりそうな気がします。

      正義さんと禁煙さんの再会にホロリとさせられたり、マルティンが家に帰れない日々が切なかったり。
      良いエピソードがちりばめられています。
      この作品で一番インパクトのあるエピソードは、まえがき早々に書かれていたジョニー・トロッツ少年の両親との別れです。
      4歳のときにやっかい払いのためニューヨーク港ドイツ行きの切符を渡され、たった一人で大西洋を渡ったなんて。
      かなりの衝撃でした。良い船長に巡り会えてよかったです。
      まえがきからあとがきまで、わかりやすく、所々パンチがきいていておもしろく読ませてもらいました。

      2018年課題図書、なんとか制覇です(*^-^*)
      >> 続きを読む

      2018/12/13 by

      飛ぶ教室」のレビュー

    • >2018年課題図書、なんとか制覇です(*^-^*)

      凄い!流石ですっ!
      自分は今年も課題図書1冊も読めませんでした(´ω`)トホホ…

      あすかさんは読書ログの優等生ですね(*^^*)
      自分はチャラいし適当だから劣等生であり適当生ですね(笑)

      今年もあと僅か。
      今年は読書以外に好きなこと、楽しいことが増えてあまり本読めなかったですね。
      まあ、完全に読書から離れたわけではなくいい意味で距離感ができて振り返ってみるとよかったかなと思います。

      来年はもうちょっと本や読書と今以上に対等になれればいいなぁとも思いますね。

      因みに話は変わりますが色々とストーブリーグで話題になっていることがありますね。巨人は・・・お金で解決、もうやめてほしいですが。。。丸も来ちゃいましたからね。炭谷は要らないなぁ。野上の二の舞になる気がしますし阿部を捕手に戻すといった途端にこれなので。原さん嫌いじゃないけどなんだかなぁ。これで優勝できなかったら目も当てられませんね。それでも結局は応援してしまうのだからもうこれは業といってもいいかもしれませんね(笑)

      あと、楽天の松井裕樹くんと女優の石橋杏奈さん結婚しましたね・・・余談です(笑)

      今年はあと、1~2冊小説読めたらいいなあと残りわずかな日々を有意義に過ごしていきたいと思いますv(´∀`*v)ピース
      >> 続きを読む

      2018/12/13 by 澄美空

    • >2018年課題図書、なんとか制覇です(*^-^*)

      おおお、スゴイです!!!
      今年は課題図書もそうだし、そもそも数冊しか読めなかった1年でした(涙)
      今年の課題図書の中ではどれが特によかったですか?

      ちなみに、私の今年の数少ない読書の中で2018年ベスト大賞を選ぶなら「日の名残り」になりそうです♪(「白痴」も面白いのですが、たぶん今年読み終わるの無理かも。。)

      飛ぶ教室は前々から読んでみたいと思っていたのですが、訳者さんによって印象が違いそうなのでどれを読もうかなぁと思っていたところでした。

      こういう作品、娘が生まれてから前より格段に気になってしまいます☆
      >> 続きを読む

      2018/12/14 by chao

    著者: ステファン デイヴィスリヴォン ヘルム

    • 評価: 4.0

      ザ・バンド『ラスト・ワルツ』公開40周年デジタルリマスター版を劇場にて鑑賞。ボブ・ディラン、ヴァン・モリソンらが超かっこ良くて、ザ・バンドにも興味が湧いて、CD4枚組完全版を購入した。同封のブックレットが感動的で、この本を読むことに。
      ザ・ホークスから、ディランのバックバンドを経て、デビューから2nd発表までは、音楽が出来上がるわくわく感に溢れてる。その後は、コカイン・酒・お金と、この時代お決まりの転落に向かって進んで行く。なんとも心が痛む。
      リヴォン・ヘルムが映画『ラスト・ワルツ』を良く思っていないのを知って、納得はするけど正直寂しい。これが入口のだからね。確かにロビーしか印象に残らなかったのはそういうことか。この本を読んで、リック、リチャード、ガースへの愛着が生まれた。
      次は「ロビー・ロバートソン自伝」読んでみたい。
      >> 続きを読む

      2018/12/13 by

      ザ・バンド 軌跡」のレビュー

    • 私もザ・バンドは詳しくないけど、好きなバンドですよ。

      2018/12/13 by rock-man

    著者: イアン マキューアン

    • 評価: 5.0

      憂鬱な気持ちで誕生の日を迎えようとしている主人公は、なんとお腹の中にいる胎児。
      ラジオ等から情報を収集し、博識で常識があります。
      そんなすごい胎児の母親は、夫の弟と不倫をしていて殺人まで犯そうとしています。
      自分は生まれたらどうなってしまうのか。

      胎盤からワインを嗜むという胎児らしくないコミカルさに笑わせてもらったり、
      母親のお腹に向かって蹴ったり手摺を持たないで階段を下りる母親へ危険を訴えたり。
      お腹の中でどのように感じているか、読んでいて想像力を掻き立てられるのが楽しかったです。

      終盤、自分は生まれてこないほうが良いのかも、と覚悟を決めようとするのが切ない。
      もっと切なかったのは、母親がベビーグッズを買った形跡がないことを知っていること。
      妊婦検診ちゃんと行っているのかな。心配になりました。

      破滅が待っているであろう未来、というどうしようもない展開でしたが、意外にも物語のラストはとても感動的で。
      この感想打ち込んでいる今も涙が止まらないくらい。
      生命の誕生ってなんて美しいのでしょうか。

      現在自分自身が臨月を迎えていて、不安もあったり、ずっと一緒だったから出産を迎える淋しさもあったのですが
      (転職したばかりで慣れない中、共に過ごした相棒だと思っています)
      早く会いたいなと幸福感に満たされました。
      月うさぎさんのレビューのおかげで読むことができた本です。
      このタイミングで読めて本当に良かったと思いました!
      >> 続きを読む

      2018/12/04 by

      憂鬱な10か月 (新潮クレスト・ブックス)」のレビュー

    • 月並みですが、あすかさんの安産を遠くよりお祈りしております。
      ベビーちゃんとの初対面が、今から楽しみですね。
      なぜか、可愛く見えるんですよ。あんなくちゃくちゃが(*^^*)
      >> 続きを読む

      2018/12/13 by 月うさぎ

    • 月うさぎさん、ありがとうございます!!!!!!
      からだもお産の準備ができているようで、後は陣痛を待つばかりです。
      今は不安もなく、くちゃくちゃな赤ちゃんと早く対面したい気持ちでいっぱいです( *´艸`)
      >> 続きを読む

      2018/12/13 by あすか

    文藝春秋 (2004/09)

    著者: 川上弘美

    • 評価: 4.0

      人を恋ふる事とは何ぞや?
      「会わないときも、センセイは遠くならない。センセイはいつだってセンセイだ。
      この夜のどこかに必ずいる」
      こう思うだけで心が充たされる
      それが「恋」ではないでしょうか?

      小さな章に分かれており、季節を追って日々折々の日常のあれこれをセンセイとのエピソードを中心に語っていく。
      一見エッセイのように書き綴られた小説。
      なんだか緩い文章の連続に、なぜ読書ログさんは川上弘美を推すのに「センセイの鞄」を選んだのだろう?ちっとも典型的な川上弘美ではない気がするんだけど…?と疑問を覚えながら読みました。
      (疑ってすみません。やはり川上小説でしたよ。)
      途中でツキコさんがセンセイに懸想し始めて、おやおや危ない危ないと思って、
      …一瞬、読むのを中断してしまった…

      センセイの人物像がどうしても掴めない。
      ぼんやりした空気感はわかるのだけれど、核心部分が謎
      しかも絶対的魅力の持ち主では全くないのだ。困ったことに
      普通の恋愛小説に出てくる男は少なくとも魅力のかけらくらいはもっとある
      読者に感情移入させるべく工夫されている。
      素晴らしい人だったり逆に同情したくなるほど情けない人だったり。
      センセイもツキコもそのどちらでもない。

      センセイはアラサー女に
      「キミは女のくせに一人でこういう店にくるんですね」
      なんて失礼なセリフを吐いてしまう男

      ツキコはつきあっていた男性と自然に疎遠になってもそのまま放置してフォローなし。結果女友達に彼氏を取られてしまうような不器用な女。
      まだ若いのに、気の合う遊び友達もいない。


      二人ともにいわばあまり親近感を抱かれないタイプ
      ――というか、言動にドン引きされるタイプ( ̄∇ ̄;)
      つきあえばそれなりに個性もあっていい人なのに。自分で壁を作っているみたいっていう人いますよね。
      読者としては、感情移入もしにくく、ましてや恋の応援をしようなんて気にもなれない。
      だからあくまでも「他人の恋愛」としてこの小説と向き合うしかない。
      でも。
      だからこそ、この小説は「恋」の本質を描けているのですよ。
      他人には絶対にわからないのだ。
      誰かが誰かに恋したとき、その原因や訳なんて。

      だってほかの人じゃだめなんだもの。

      それしかないのだ。

      作家は「他人の恋」…つまり「恋」そのものをそのままに書きたかったのかな。と思う。
      ならば、それがかけているよ。と褒めてあげたい。
      センセイは私にはまったく最後まで赤の他人でしたが。

      文章の柔らかさは好みでした。
      実は過去の物語であることに、気づいたでしょうか?
      冒頭からすでに、この物語は終わった話だと書かれているんですよ。
      なので淡々としていられるのですね。

      この小説の発表当時、老境が視野に入ってきた男性諸氏から熱烈に歓迎されたそうな。
      70オーバーの男性がアラサー女子から告白される話!ってことになるらしい。

      それって大いなる勘違いだ。
      でもありえないことではない。
      恋ふる気持ちは誰にでも訪れる。
      でもそれは「恋愛」とは別物なのだよ。


      映画化のキャストは(役者そのものは悪くないけれど)全然方向違い
      それじゃあ、「変わり者だけど魅力あるのわかるよ」な人同士のただの恋愛になっちゃうよ。
      ツキコさんは安藤サクラさんにやってほしいな。
      センセイは全く浮かびませんノーアイディアです。
      恋愛しそうもない半端に枯れたとっつきにくい根暗な、でも背が高くて姿勢がよくて、白髪がきれいに整えられている古風で変人で唐突にお茶目さもある男性。
      誰かいい方がいたら教えてください。
      >> 続きを読む

      2018/12/06 by

      センセイの鞄」のレビュー

    • いいですね!
      石野先生は原田美枝子さんの方が、いいかな〜

      2018/12/12 by たい♣

    • たい♣さん
      石野先生は原田さんで決定!(笑)
      木内さんもご本人は素晴らしい方ですが、女の子が憧れる、個性的な大人の女教師っていうのとはちょっと違いますよね。
      脳内映像化作戦は本を読みやすくするための裏ワザみたいなものですね。
      同じ配役を思い描けるということは小説を同じように読み解いているということでもありますよね。
      ご賛同いただけて嬉しいです。
      >> 続きを読む

      2018/12/13 by 月うさぎ

    著者: マイク・ヴァイキング

    • 評価: 5.0

      世界一幸せな国、デンマークのHygge (ヒュッゲ)の心地よい、落ち着く、心あたたかい暮らしのエッセンスをたくさん教えてもらえた本です。落ち込んだり、悩むことが多かった今年1年の私にとってベスト1の本になりました。

      ✿ 自分を大切にするために、日々をHyggeな暮らしにしましょう✿
      ✿ 自分らしいHyggeを探しましょう ✿

      そのHyggeな暮らしの例がたくさん詰め込まれていて、「自分のHyggeは~かな」とか、「そうそう!」と思うことがたくさんでした。例えば、

      ・ 台風の日に家で温かいスープを食べること
      ・ 暖炉のゆらゆらとした炎の前で温かいコーヒーを片手にゆっくり  本を読むこと
      ・ 職人手づくりの陶器や家具を使ってリラックスすること
      ・ ろうそくの光と一緒に食事をすること
      ・ 休みの日の朝にフラワーマーケットや食材市場に行くこと
      ・ 自分でジャムを作ってみること
      ・ スキーで濡れた後に小屋でコーヒーを飲むこと

      読みながら、自分のHyggeは何かな~?と手帳に書いて、

      ・ ガーデニングで採れた野菜やハーブで料理すること
      ・ 温泉にゆっくり入ったあと、フルーツ牛乳をがぶがぶ飲むこと
      ・ ベッドで紅茶+はちみつを片手に読書すること など、

      思い浮かべながら読めたのでとても楽しくてほっこりしました。

      Hyggeな瞬間は「いつもどおり」であることが土台で、
      「今ここ」で起こっていることを味わおう、深くかかわろうとする気持ちという文が1番印象に残りました。この文を読んで、
       日々の中で自分なりの幸せをどんどん、自分の心地よさを素直に感じて見つけて、自分自身をもっと大切に、もっと幸せにしてあげよう✿と思いました。

      デンマークの綺麗でゆっくり時が流れるような写真もたくさん載っていて、kindleだと白黒なので今回はipadで読みました。とても癒されました。デンマーク絶対に近いうちに行きたい!
      >> 続きを読む

      2018/12/09 by

      ヒュッゲ 365日「シンプルな幸せ」のつくり方 (単行本)」のレビュー

    • 最近はバタバタしてしまってできていませんが、こういうの、大好きです!!

      coconutさんのHyggeもステキです♪

      私は↓とかすきです♡

      ・お気に入りのブランケットと靴下にくるまりながら本を読むこと
      ・ココアを作って、大好きなマグカップで飲むこと
      ・鳥の声を聞きながら落ち葉の上をゆっくり散歩すること
      ・お野菜をたくさん使って料理を作り、皮もベジブロスにする、みたいな丁寧な料理をすること

      いきなり全部!とかは無理でも、少しでも生活に取り入れていきたいな~と思いました^^
      >> 続きを読む

      2018/12/11 by chao

    • Chaoさん、ありがとうございます。chaoさんのhyggeも素敵です。丁寧な暮らしって大事ですよね。^_^私も少しずつ意識して生活に取り入れていきたいと思います。 >> 続きを読む

      2018/12/12 by coconut

    角川グループパブリッシング (2013/06)

    著者: 森鴎外

    • 評価: 2.0

      2017年5月の課題図書、「舞姫」を含む。

      文体が読みにくい。自分にとっては英語の本を読むのと同じくらいの理解度だったと思う。晩年に書かれたらしい「普請中」だけは普通に読めた。

      舞姫が妊娠したときの、豊太郎(主人公)の感想がもう、やべえ、妊娠しちゃったよ!俺、子供とか無理だよ!って感じに読み取れたので、多分あの時から逃げる気満々でしょう。だから、その後の感傷的な描写とか、ただ悲劇のヒーロー気取りで酔ってるようにしか思えない。
      雪の情景描写なんかは、綺麗だった。古い文体でもそう思わせるのは、素晴らしい描写力なんだと思う。褒められるところはそれくらいかな。上から目線で恐縮だけど。

      鴎外先生の傑作は、もっと後に書かれた歴史小説らしいから、機会があればそっちを読んでみよう。
      >> 続きを読む

      2018/12/11 by

      舞姫・うたかたの記」のレビュー

    • 〉文体が読みにくい。
      私もそう思いました。だって、実際になんちゃって古文なんだもの
      漱石さんの漢文交じり口語は流れるように読めるのになあ…。
      リズムがないというか。統一感がないというか。
      ところどころ芝居のセリフみたいでいいなって思う部分はありますよね。

      古文で遊びたいというならラノベの作家さんもやってますね。わざと読めなそうな漢字つかったり。死語、造語多用したり。
      日本人って変わらないのね。┐(´-`)┌
      >> 続きを読む

      2018/12/11 by 月うさぎ

    • コメントありがとうございます。
      なんちゃって古文なのかどうかも知らずに読んでいました。まだ若い頃の作品だからなのでしょうか。
      もうすこし、勉強してみます。
      >> 続きを読む

      2018/12/12 by たい♣

    早川書房 (2003/10)

    著者: アガサ・クリスティ , 中村妙子

    • 評価: 4.0

      ミス・マープルはクリスティの創作した、ポアロと並ぶ人気探偵です。
      初登場作品がこの短編集の1作目、「火曜クラブ」です。

      クリスティ自身が、マープルは短編に向いた探偵だと書いていますが、
      短編でのマープルは、典型的な安楽椅子探偵として謎を解いていくスタイルです。
      彼女、本当に安楽椅子に座っているんですよ~(^^)

      【内容】
      ミス・マープルの家に、甥で作家のレイモンド・ウェストを中心に客人が集っていた。
      自分だけが答えを知っている「迷宮入り事件」を語り、
      推理力を競い合おうということになる。
      メンバーは6人。週に一回の定例会。その名も「火曜クラブ」

      語り手が次々に変わり、各人の推理が乱れ飛ぶあたりが
      クリスティのアイディアの豊富さを感じさせます。
      特に「バンガロー事件」は語り手の妙と二重のトラップが効果的な佳作です。
      短篇でこうした実験にトライするのはいかにも彼女らしいです。
      この作品集の中に、のちの長編に進化する要素が多々見られます。

      とはいえ、中村妙子氏の訳者あとがきは絶対に読んではいけません。(;´Д`)

      本作だけでなく、他の長編のネタバレまでやらかしています。
      なんでこういうの載せるかな~?早川って。(ーー;)


      『火曜クラブ(火曜ナイトクラブ)』- The Tuesday Night Club
      サー・ヘンリー(元警視総監、サー・ヘンリー・クリザリング)の話。

       ジョーンズ夫妻と夫人の世話役の三人が夕食後に苦しみだし、
       夫人だけが死亡した。
       当初食中毒とみられたが、夫による毒殺との噂がたち、遺体を再検査すると砒素が検出された。
       毒殺犯人は誰か?どうやって夫人だけに毒を盛れたのか?


      『アスタルテの祠』- The Idol House of Astarte
      ペンダー博士(牧師)の話。
       サー・リチャード・ヘイドンのダートムアの屋敷《沈黙の森荘》に招待された牧師。
       リチャードが案内した森の中にある不吉な印象の祠は
       「アスタルテの祠」と呼ばれる、古代フェニキア人が儀式を行った跡であるという。
       仮装パーティーの夜、美女ダイアナ・アシュレーは、黒衣のなぞの女に扮するが、
       祠の前で憑かれたようになり、その瞬間、全員の面前でリチャードが刺殺される。
       怪奇ムード満点の作品。

      『金塊事件』 - Ingots of Gold
      レイモンド(作家、ミス・マープルの甥)の話。
       聖霊光臨節の週末。レイモンドはコーンウォールのジョン・ニューマンの家を訪ねた。
       その海には金塊を積んだ沈没船があるといい、
       ニューマンは船を引揚げて一攫千金のロマンを追っているらしい。
       果たして金塊はみつかるだろうか?


      『舗道の血痕』  - The Bloodstained Pavement
      ジョイス・ランプリエール(女流画家)の話。
       コーンウォールの小さな漁村でスケッチをしていた時。
       白い敷石の舗道に点々とした赤い血が付いていることに気づく。
       画家を語り手にしたことで見事に視覚的に描かれた作品。
        

      『動機対機会』 - Motive v Opportunity
      ペサリック氏(弁護士)の話。
       霊媒師に感化・影響されてしまった大富豪サイモン・クロードは、
       顧問弁護士のペリザックの前で遺言状を書き換えた。
       それは霊媒師に財産の大部分を残すという驚くべきものだった。
       その2ヵ月後にクロードが死に、遺言状を開封すると、
       金庫で厳重に預かっていたはずの遺言状が白紙に変わっていた!
       動機がある者は機会が無く、機会がある者は動機が無い。


      『聖ペテロの指のあと』 - The Thumb Mark of St Peter
      マープルの話。
       姪のメイベルに夫殺しの噂がたち、疑いを晴らすべく真相を調べる。
       ジョフリーが死ぬ寸前に残したのは「魚をひと盛り」という意味不明の言葉だった。

      ここで「火曜クラブ」は一旦お開き。
      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
      バントリー夫妻の晩餐会にて再び語られる謎の事件

      『青いゼラニウム』 - The Blue Geranium
      バントリー大佐の話。
       大佐の友人ジョージ・プリチャード氏の妻はわがままな病人だった。
       ある日、心霊術師が夫人を占い「青い花は不吉だ。命取りだよ」と警告する。
       さらに「青いサクラソウは警告、青いタチアオイは危険信号、
       青いゼラニウムは死の象徴・・・」という手紙が届くと、夫人は恐怖に怯えだす。
       そして満月の夜、予言通りに死んだ彼女の部屋の壁紙のゼラニウムは一輪だけ青く変わっていた。


      『二人の老嬢』 - The Companion
      ロイド医師の話。
       カナリヤ半島で開業していた時に起こった「完全犯罪」
       ホテルに2人の中年女性客が到着した。
       翌日、海で溺れた2人に遭遇し、一人は手遅れで死亡した。
       死んだのは富豪のミス・メアリ・バートンのコンパニオン。
       身元不明のミス・エイミ・デュラントであった。
       一人がもう一人を故意に溺れさせていたという証言が出たものの、事故死で決着。
       しかし、その後バートンは…。

      『四人の容疑者』- The Four Suspects
      サー・ヘンリーの話。
       ローゼン博士は《黒手組》という秘密結社を壊滅させた報復を受け殺された。
       博士の屋敷にいた人物は、4人とも身元の確かな人間だという。
       しかし《黒手組》からの指令を受け、手を下したのは、
       この4人以外にいない。


      『クリスマスの悲劇』 - A Christmas Tragedy
      マープルの話。
       水治療院に滞在中のマープルは、サンダース夫妻と知り合ったが、
       夫が妻を殺そうとしていると直感する。
       証拠もなく監視を続ける中、悲劇は起こる。
       しかも、夫と共に第一発見者として死に立ち会うことに。


      『毒草』 - The Herb of Death
      ミセス・バントリーの話。
       アンブローズ卿の家で食中毒が起こり、シルヴィアただ一人が死亡する。
       原因は鴨料理に紛れ込んだジギタリスの葉だと判明。
       実は、1人だけを狙った殺人だったのだが、
       誰が誰を殺そうとした事件だったのだろうか?


      『バンガロー事件』 - The Affair at the Bungalow
      女優ジェーン・ヘリアの話。
       ある女優が地方公演で立ち寄った町で事件に巻き込まれた。
       警察が女優に一人の青年を見せたが、互いに初対面であることがわかる。
       彼には宝石泥棒の容疑がかけられていた。
       青年は女優に手紙であるバンガローへ呼び出されたと証言。
       実際に宝石は盗まれ、青年を招き入れた女性の正体は不明。
       一体、何がどうしたというのだろうか・・・。


      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
      『溺死』 - Death by Drowning
      唯一の進行形の事件。短編集刊行の際に加えられた作品。
       これを加えて13本になるように考えられています。

       《ブルー・ボア館》のエモットの娘、ローズが身重となり川に身投げ!
       セント・メアリ・ミードは騒然となる。
       マープルはバントリー夫妻宅に滞在していたサー・ヘンリーのもとに赴き、
       これは殺人事件であると述べる。
       医師ヘイドックもそれを裏付ける指摘をしたため、警察も動き出す。
       冤罪をつくってはいけない。とのミス・マープルの思いを受け
       ヘンリー卿は事件の関係者への聞き込みに同行する。
       犯人は交際相手の青年、スチュアートだろうと誰しも考えたが、
       ミス・マープルの指摘した犯人の名前は…?
       
       非常に変わったスタイルに挑戦した秀作。
       ミス・マープルは推理するが、話の表には全く出ず、
       動くのはサー・ヘンリーだけです。
       ラストで真犯人が分かっても、マープルの推理自体は説明されないのです。
       つまり、読者はミス・マープルが「どのような道筋で推理し、どうやって結論を導き出したか?」
       を推理しなければなりません。
       そして、合理的に、それは説明できるように、クリスティは考えてあります。
       文にならない部分にまで、ストーリーが隠されている。すごい!


      ミス・マープルの次作が描かれるのはなんと12年後となります。
      >> 続きを読む

      2013/01/31 by

      火曜クラブ」のレビュー

    • 紫導教官さん
      そうなんですよ。あとがきで他作品のネタバレをやってくれちゃってるんですねー!
      レビュー本文を読んでない方のため、コピペしておきましょう!

      『中村妙子氏の訳者あとがきは絶対に読んではいけません。(;´Д`)
      本作だけでなく、他の長編のネタバレまでやらかしています。
      なんでこういうの載せるかな~?早川って。(ーー;)』

      事故レベルですね!早いとこ忘れましょうね!
      >> 続きを読む

      2018/12/11 by 月うさぎ

    • いい短編集だっただけに、残念過ぎました… 早いとこ忘れるようにします(涙)

      2018/12/11 by 紫指導官

    角川グループパブリッシング (2013/06)

    著者: 森鴎外

    • 評価: 3.0

      「我は免すべからぬ罪人なり」←―その通りだよっ!!
      迷惑な「ヴェルテル」には愛されたくないと思ったが、豊太郎とは知り合いにすらなりたくない。
      まったくもって魅力のない主人公ではありますが、思ったほど、豊太郎に嫌悪や憤怒は感じませんでした。
      何故ならば、所詮エリート官僚なんて「こんなもの」だから。

      彼らの名誉欲・出世欲の前に女などの立ち入る隙があろうはずもない。
      権力におもねるのはもはや習性。
      友の言葉についぞ逆らえないなどとは言い訳に過ぎよう。人は結局自分が選んだ道を行くのみである。
      しかるにこの豊太郎は自分で決着もつけずに他人に尻を拭わせ、罪深いのみならず、女々しくも卑怯である。
      人生の岐路にあって選ぶ道が二つに一つと思えれど懸命な努力があれば自ずと第三の道の開かれるものである。
      何故結婚しなかったのか、何故日本に連れて行かないのか?何年後であっても必ず呼び寄せると誓うことはできように。
      時代的に障碍は多くとも「不可能」な訳はない。
      (お互いに親の問題はなく、相手もその気だったのだから)

      初めから豊太郎にそんな気は無かったのだ。
      異国で美少女と貧しいながらも一緒に楽しく暮らすというファンタジーに浸っていたかっただけなのだ。
      臆病な豊太郎としては少女とみえる10代半ばの貧民の娘という一種見下げた相手だから結びえた関係であり、そこには相手への尊敬の心はゼロだ。見目の美しさには惹かれていたが、人格を対象にした愛が先にあったのではない。自分を受け止めてくれる腕の中に安楽に逃げたに過ぎず、一番大切な別れの告白さえも思い悩んでいるうちに言わず仕舞いで、自分は病の床へとまたも逃げたわけだ。情けないにも程がある。
      尤も、褒められることに慣れ、逆境に弱いのがエリート。自己を犠牲にして愛に殉じる美学の持ちようもないだろう。
      大事にしていたおもちゃが壊れて心底ガッカリしている子どもと大差ない。

      これほどに中身は美しくも何ともない小説だけれども、文語で書かれた小説だからまだしも読める。
      翻って「舞姫」の現代語訳で読むのだけはやめておいた方がいいということになろう。
      文語であればこそ、古臭い男女の惚れた腫れた捨てたが文学になる。セリフはあたかも歌舞伎のようだ。外人の女のセリフが「縦令(よしや)富貴になり玉う日はありとも、われをば見棄て玉わじ」だから。
      「我豊太郎ぬし、かくまでに我をば欺き玉いしか」
      この大見得が現代語では表現できない。

      「舞姫」はエキゾチシズムが最大の特徴。ベルリンの町の異国情緒の中に外人の美少女との恋愛という素材がセンセーショナルであった事、それを一人称小説で書くという「新しさ」と、よくある男女の愁嘆場を様式美を感じさせるようわざわざ古文体で書くという新旧をドッキングさせた所に妙味のある小説であろう。

      以上、ちょっと固めの評論でした。

      ところでこの「文語」。やけに読みづらい…。
      私の無学を反省することしきりでしたが、どうやら鴎外にもその責があるようです。
      この文体を「擬古文」というらしく、
      江戸時代中期から明治にかけて古代言語に立ち返ることを目的として作られた、要するに「なんちゃって古文」なのだった。
      (高校のころ遊びでやったな~~。嘘古文調会話)
      平安時代の古文に比べた時、文法が不正だったり使われる言葉が時代錯誤だったりする例が結構あるといいます。漢文が混じっている気もします。
      鴎外だから名文に違いないというのは色眼鏡ではないかと思いますよ。
      古文の言葉の美しさを味わうには古の短歌のほうがよい気がします。
      鴎外の「舞姫」は、文末にやたら「ぬ」とか「なり」を付けたがるクセがあるみたいですし。
      内容も教科書の定番にはふさわしくない小説ですね。
      こういう小説の「良さと悪さ」。学校でなんかきちんと教えられるものなの?

      【内容】
      「うたかたの記」(ミュンヘン・ドレスデン)
        めちゃくちゃロマン派っぽい絵画的作品。
        私は一番好きです。この嘘っぽさ。

      「ふた夜」(Friedrich Wilhelm Hackländer “Zwei Nächte” 翻訳)
      「愛なくて結びし縁ほどかなしきものはなしといえば」
      鴎外は恋愛結婚願望が、ほんっとに強かったと言う証拠がここにも。
        とある貴族の士官の儚き恋心。
      僅か半時の逢瀬を心に刻むティーンエイジャーの恋の部分だけが非現実的で美しい。他は平時の一夜と戦時の一夜の兵士達の描写がメイン。
        読みにくく、読むのが辛いくらいつまらなかったです。古典でもない外国の小説を擬古文で訳す意図が不明。古文調の効果で特別に美しくなっているとも思えない。

      「舞姫」(ベルリン)
      正直いうと踊り子を「舞姫」と訳す感性はトンチンカンだと思う。
        この訳語のせいで日本人は大いに妄想を逞しくしたことでしょう。
        皆さんドガの「踊り子」の絵はご存知でしょう。
        エリスはバレリーナです。パリの物語ではないですが

      「文づかい」(バイエルン地方)
        女性の主体性をテーマにした小説。
        イイダ姫の凛々しさはいわゆる見た目の女性美ではない所が素敵。
        家制度による愛の無い結婚をすぐに破たんさせとっとと離婚した鴎外ならではの小説かも。

      「普請」
        官僚とはいかにつまらない人間を装わなければならないかというお話。
        鴎外は官僚として軍人として、かつ作家・文学者として二重の人生を生きましたが、その間には深い断崖があったのかもしれません。
        一人二役を演じる俳優以上に、引き裂かれた人生を選んでしまったのかもしれません。
        また、彼の独逸の思い出はエリーゼとの恋愛と切っても切り離せないのでしょう。鴎外のリアル・エリス事件を彷彿とさせます。


      角川文庫を選んだのは「ドイツ3部作」が一度に読めるためでした。
      全て外人の女性がらみの小説でした。
      興味を惹かれたのは、鴎外の小説の中の女は能動的でありドラマを作る主体であったことです。
      そして男はそろいもそろってデクノボーです!

      鴎外文学における新たな発見でした。
      >> 続きを読む

      2017/06/11 by

      舞姫・うたかたの記」のレビュー

    • 書きたいことが全て書かれておりました。月うさぎさんとほぼ同じ感想でなんだか嬉しいです。 >> 続きを読む

      2018/12/11 by たい♣

    • たい♣さん
      短篇集ではなくて「舞姫」だけの評価なら☆2個で十分だと思います。
      時代的に新鮮だったとしても、今では下手に技巧を凝らしているに過ぎなく見えてしまう気もしますし。
      文学はそもそも読みにくいものよと喜んでいる人が勝手にアゲてればいいと思う。
      とにかく、鴎外さんのもうちょっとマシな小説を読んでみないと…。ですね。
      >> 続きを読む

      2018/12/11 by 月うさぎ

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